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アマレコTV4 ライブ機能 64bit ベータ版

アマレコTV4のライブ機能フィルターの 64bit ベータ版です。
64bit版の配信ソフト等で以下の2つのフィルターが使えるようになります。

・AmaRec Video Capture x64 Ver4.11
・AmaRec Audio Capture x64 Ver4.11

OBS Studio 64bit版での使用例
obs_201801040159535c3.png


64bit用にコンパイルし直しただけなので内容は32bit版のlive_setup300に含まれるフィルターと同じです。
現在はベータ版で、十分なテストを行っておりません。
問題が生じても自力で対処できる方のみご利用下さい。

また、インストーラーは同梱していません。
同梱されている live411_install.bat および live411_uninstall.bat を参考に手動で導入してください。
日本語が含まれるフォルダ等では使えない可能性があります。

ダウンロード

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UtVideo T2が公開

梅澤 威志さんのビデオコーデックUtVideoの最新バージョン19.0.1に新しくT2というモードが追加されました。
或るプログラマの一生 [UtVideo] バージョン 19.0.1

今までのUtVideoはハフマン圧縮をメインとしていて昨今のCPUではあまり効率よく処理できず、処理速度的には頭打ち状態でしたが、UtVideo T2ではハフマン圧縮から離れSIMD処理を軸とした仕組みへと転換した模様。
これにより大幅な高速化を達成できたとのことなので、簡単に試してみました。


■処理速度について
YUY2(YUV4:2:2)をHaswell(AVX2)で処理した場合の評価です。

エンコードはAMV4:DY3が約1割早い
デコードはUtVideo T2が約1割早い

これくらいの差になると調整の範疇(圧縮効果と処理速度のトレードオフなど)と思われるのでAMV4と同等の高速処理を達成できたとみていいかと思います。
いずれもシングルスレッドで4K(YUY2)を60fps以上処理する能力があるため処理速度の面では十分な性能です。


■圧縮効果について
無圧縮の画像に対し何分の1に圧縮できるか(ファイルサイズをどこまで小さくできるか)の評価です。

サンプル1:比較的画質が悪かったり、大きく動く映像であるため、どのコーデックにおいても圧縮しにくいサンプル。
Mystery of the Nile
Youtube


サンプル2:画質が良く、動きが少ないため圧縮しやすいサンプル。
The Discoverers (IMAX)
Youtube


圧縮効果 (無圧縮の画像に対し何分の1に圧縮できるか)
圧縮モードサンプル1
圧縮しにくい
 サンプル2
圧縮しやすい
UtVideo T2 Ver19.0.1UMY23.124.10
AMV4 Ver4.10DY33.094.95

圧縮しにくいサンプル1ではUtVideo T2:UMY2がわずかに良い
圧縮しやすいサンプル2ではAMV4:DY3が大幅に良い


■まとめ
圧縮しにくい映像サンプルではAMV4:DY3とUtVideo T2の性能は処理速度、圧縮効果ともにほぼ同等なので驚いた。
一方、圧縮しやすい映像サンプルではAMV4:DY3がまだまだ有利なので安堵した。

AMV4ではフレーム間圧縮や二次圧縮と言った圧縮効果を高めるための仕組みが既に含まれていますので、その差がまだまだあると感じました。UtVideo T2もこれから圧縮効果を高める仕組みに取り組んでいくかと思うので、圧縮効果をどこまで高めることができるか、また、圧縮効果を高めた時に処理速度を維持できるかと言ったところがポイントになっていくと思います。


IO DATA社製 フルHDキャプチャカード GV-USB3/HD

IO DATA社からUSB3.0接続のフルHDキャプチャカード「GV-USB3/HD」(以下GV-USB3)のサンプル品を頂きましたので早速使ってみました。
なお、私はアマレコTVの作者なのでアマレコTV上でGV-USB3を使う場合の話が中心となります。

パッケージ
101パッケージ

内容物
102内容


アマレコTV4 Ver4.11の設定例 フルHD(1920x1080p) 59.94Hzの場合
201アマレコデバイス設定

デバイスは「GV-USB3」と書かれているものを選択します。
入力端子はHDMIのみなので選択肢はありません。
フォーマットの中では「fcc=YUY2」のものを選択します。なお、RGBを選択してもRGBでキャプチャできるわけではありません(YUV422でキャプチャしたものをRGBへ変換するだけのようです)。



なお、キャプチャ元となるビデオ信号(リフレッシュレート)が60Hzの場合は
202_video60hz.png

アマレコTV4のフォーマット欄でfps=60.00のものを選択します。
203アマレコデバイス設定60p

204_60hz59hz.png

60Hzのビデオ信号を59.94fpsで録画すると(59.94Hzを60fpsで録画する場合も)大きな問題とはなりませんが、約16秒毎に音ズレ補正が生じます。
この場合、約16秒毎に(-)のドロップがカウントされ、1フレーム間引かれます。



■動作確認
Intel Haswell Core i7とAMD Ryzen R7のPCで動作確認を行いました。

 PC1
Intel Haswell
PC2
AMD Ryzen
OSWindows 8.1 x64 ProfessionalWindows 10 x64 Home
CPUIntel Core i7-4770 3.40GHzAMD Ryzen 7 1800X 3.6GHz
マザーボードASRock H87 PerformanceMSI B350 TOMAHAWK
メモリDDR3 8GB(4GBx2) 1600MHzDDR4 16GB (8GBx2) 2800MHz
ビデオカードNVIDIA GeForce GTX 1050 TiNVIDIA GeForce GTX 650

GV-USB3の接続はPC背面にあるマザーボード上のUSB3.0端子を使っています。
また、GV-USB3以外のUSB3.0デバイスは接続していません。
キャプチャ元となる映像機器はノートPCのHDMI出力 1080p 59.94Hz

いずれも数時間程度使ってみましたがあっさり動作しトラブルは発生しませんでした。
・デバイスマネージャに表示されないと言ったことはありませんでした。
・動作している最中にデバイスが切断されることもありませんでした。
・PCの再起動でデバイスを見失うこともありません。

ただしPC2 Ryznのパソコンでは1時間の録画の間に数フレームの取りこぼし(GV-USB3からアマレコTV4へフレームが送られてこない)が起こることがありました。1時間録画して取りこぼしゼロの場合もありましたので、その時のPCの状態に左右されると言ったところでしょうか。
なお、PC1 Haswellでは1時間の録画テストを何度か行いましたがGV-USB3が原因と思われるフレームの取りこぼしは確認されませんでした。


フレーム取りこぼしについて

PC2 Ryzenにて録画したときのアマレコTV4のレポートファイルの一部
301ryzen_drop.png

vd=で始まる行がキャプチャカードからフレームを受け取った際の情報で、前のフレームを受け取ってからの経過時間(インターバルタイム)などが記録されています。
VT=で始まる行が録画処理に関する情報で、音ズレ補正等の情報が記録されています。

vd=00:03:13.635s( 35ms)の行は前回フレームを受け取ってから35ms後にフレームを受け取っています。59.94Hzのビデオ信号をキャプチャしているので、通常16.6ms間隔でフレームを受け取ることになりますが、この時は1フレーム取りこぼしたため16msではなく35msとなっています。
続いて、VT=00:03:13.770s( 11606f)の行は録画に関する情報ですが、先の取りこぼしを受けて音ズレしないよう1フレーム水増ししています。
こんな感じでこの録画テストでは約1時間40分録画して、9フレームの取りこぼしがありました。




■同梱のキャプチャソフトについて
GV-USB3には「HD Mix Capture」と言うキャプチャソフトが同梱されています。
GPUエンコーダーに対応していたり、webカメラの映像を合成したり、マイクの音をミキシングすることができるため実況動画を作るのに便利なキャプチャソフトとなっています。
使い勝手も良く好印象ですが、CPU負荷が高いとの指摘がされているのでそのあたりを調べてみました。


キャプチャソフトを起動してプレビューしている状態のCPU負荷(PC1 Haswell)
キャプチャソフトCPU負荷スクリーンショット
GV-USB3 HD Mix Capture
Ver 1.00
10 - 11%401gvusb3prev.png
GV-USB3 HD Mix Capture
Ver 1.00
フルスクリーン
21 - 26 %402gvusb3fullscreen.png
アマレコTV4
Ver4.11
オーバーレイレンダラー
3 %403amarec_prev.png


HD Mix Captureのプレビューは1分程度眺めていると何度かくるくるベンチDX11の動きがガクガクします(HD Mix Captureの表示フレームレートは安定しない)。
また、HD Mix Captureをフルスクリーンにすると更にCPU負荷が高くなるようです(タスクマネージャのグラフの盛り上がっている分部がフルスクリーン状態)。なんとなくフルスクリーンにすることで表示フレームレートが安定する気がしますが、やはりガクガクする様子が見て取れます。
アマレコTV4はオーバーレイレンダラーを使っているためスクリーンショットに映りませんが、表示フレームレートは安定しています。
アマレコTV4でもEVRを使うとHD Mix Captureと同様に表示フレームレートは不安定になります。



録画中のCPU負荷 1080p 59.94fps 録画時間 約60秒(PC1 Haswell)
キャプチャソフト録画処理コーデック設定CPU負荷ファイル
サイズ
約1分録画
スクリーン
ショット
GV-USB3
HD Mix Capture
Ver 1.00
CPUソフト
エンコ
最高
画質
30 %約 124 MB501gvusb3cpu.png
GPUQSV最高
画質
13 - 15 %約 224 MB502gvusb3qsv.png
GPUNVEnc最高
画質
11 - 12 %約 64 MB503gvusb3nv.png
アマレコTV4
Ver4.11
CPUAMV4DS35 %約 1940 MB504amarec_amv4ds3.png

HD Mix Captureはキャプチャソフトを起動してプレビューした状態でCPU負荷がやや高いです。
アマレコTV4+AMV4は可逆圧縮なので高画質な代わりにファイルサイズが大きくなります。

CPU負荷がやや高いけど、高画質でファイルサイズを小さくできるHD Mix Captureに対し、ファイルサイズは大きくなるけどCPU負荷が低く完璧な画質のアマレコTV4と言ったところでしょうか。



■録画時のフレーム取りこぼしについて
他のPCで実行しているくるくるベンチDX11の様子を フルHD 1080p 59.94Fpsで1分間録画して約3600フレームのうち同じ画像が何枚録画されているか確認してみました。
くるくるベンチDX11はフレームカウント値が毎フレーム更新されるため、正常であれば同じフレーム画像は一枚も録画されません。

録画時のフレーム取りこぼし(PC1 Haswell)
キャプチャソフトコーデック設定全フレーム数検出された
同じ画像数
割合
GV-USB3
HD Mix Capture
Ver 1.00
ソフトエンコ最高画質3661 Frame368 Frame約 10 %
QSV最高画質3711 Frame223 Frame約 6 %
NVEnc最高画質3649 Frame172 Frame約 4 %
アマレコVT4
Ver4.11
AMV4DS33724 Frame1 Frame約 0 %


HD Mix Captureについてはかなり厳しい結果です。
アマレコTV4は動画の1フレーム目と2フレーム目が同じ画像でした。録画開始直後はどうしても不安定になるため冒頭の重複フレームについてはしょうがないと言ったところです。

先にも書きましたが、アマレコTV4を使えばGV-USB3を使って1時間録画してもフレームの取りこぼしゼロ(ないしは数フレーム)と言った結果ですのでGV-USB3自体はしっかりしたキャプチャカードと感じますが、同梱のHD Mix Captureに関してはちょっと厳しいと感じました。



■まとめ
GV-USB3自体
・USB3.0で危惧される相性問題は私のところでは発生しなかった
・アマレコTV4にて59.94Hz、60.00Hz両方可(選択可)
・画面の端が取り込めない(欠ける)と言ったことは無い(1920x1080をきっちりキャプチャできた)
・パソコン(USB3.0)によっては1時間で数フレームの取りこぼしが起こるかもしれない

同梱のHD Mix Capture
・CPU負荷が常時やや高め
・プレビューはフレームレートが安定しない(パススルーを使えばいい)
・録画機能は取りこぼしが目立つ(同じ画像が4%~10%記録されてしまう)





テーマ : PC周辺機器     ジャンル : コンピュータ

アマレコTV4 Ver4.11 正式公開

ホームページにてアマレコTV4の最新版 Ver4.11を公開しました。
内容はエラー表示の変更のみでブログで先行公開したVer4.10と同じです。
また、オンラインヘルプの方もVer4.11に合わせて更新しています。

【Ver4.10 更新内容】
(1) 録画処理をフレームベースからタイムベースに変更
(2) ビデオソースフィルター上のオーディオキャプチャPINを使う「Embedded on Video Capture Device」を追加
(3) SKNET MonsterX3A へ対応
(4) 動作対象OSにWindows10 64bitを加えた
(5) 高度な設定に録画開始してすぐに停止した場合(録画時間が短かった場合)に録画したファイルをテンポラリフォルダへ移動するオプションを追加
(6) 設定画面の全般の保存先フォルダの履歴を保存して過去に使ったフォルダを簡単に選択できるようになった
(7) AMV4ビデオコーデック Ver4.10が必要
(8) ビデオキャプチャカードのドロップステータスがレポートファイルに反映されないのを修正
(9) カスタムフィルターのメモリーリークを修正
(10) デスクトップキャプチャフィルターのメモリーリークを修正
(11) デスクトップキャプチャでフレームの順序が狂う不具合を修正
(12) 設定画面のプレビューのアスペクト比を「指定値」にして設定画面から戻るとエラー落ちするのを修正
(13) アマレコTV4終了時にアクセスバイオレーションになる場合がある不具合を修正
(14) 録画設定に「音声遅延」を追加

【Ver4.11 更新内容】
(1) オーディオキャプチャデバイスが見つからない場合にエラー扱いにした


【オンラインヘルプ主な変更点】
設定例にMonsterX3Aを追加
設定例のGV-USB2のオーディオデバイスをEmbedded on Video Capture Deviceに変更
FAQにMonsterX3Aを追加

オーディオキャプチャデバイスの扱いが本バージョンから変わりました。
今までビデオキャプチャデバイスと同じキャプチャデバイス名を選択していたものは Embedded on Video Capture Device を選択する必要があります。
(原則、ビデオキャプチャデバイスと同じキャプチャデバイス名は選択肢として表示されません)

Intensity Pro や SC500系、XCapture-1 はビデオキャプチャデバイスとオーディオキャプチャデバイスが異なるため該当しません(今まで通り、それぞれのデバイス名を選択する)が、GV-USB2 と MonsterX3A は Embedded on Video Capture Device となります。

以上となります。


アマレコTV4 Ver4.10 ブログ先行公開 録画エンジン刷新 MonsterX3A対応など

【更新内容】
(1) 録画処理をフレームベースからタイムベースに変更
(2) ビデオソースフィルター上のオーディオキャプチャPINを使う「Embedded on Video Capture Device」を追加
(3) SKNET MonsterX3A へ対応
(4) 動作対象OSにWindows10 64bitを加えた
(5) 高度な設定に録画開始してすぐに停止した場合(録画時間が短かった場合)に録画したファイルをテンポラリフォルダへ移動するオプションを追加
(6) 設定画面の全般の保存先フォルダの履歴を保存して過去に使ったフォルダを簡単に選択できるようになった
(7) AMV4ビデオコーデック Ver4.10が必要
(8) ビデオキャプチャカードのドロップステータスがレポートファイルに反映されないのを修正
(9) カスタムフィルターのメモリーリークを修正
(10) デスクトップキャプチャフィルターのメモリーリークを修正
(11) デスクトップキャプチャでフレームの順序が狂う不具合を修正
(12) 設定画面のプレビューのアスペクト比を「指定値」にして設定画面から戻るとエラー落ちするのを修正
(13) アマレコTV4終了時にアクセスバイオレーションになる場合がある不具合を修正

■録画処理については前回の記事を見てください。
■「Embedded on Video Capture Device」も前回の記事で紹介した「Video Capture Device」と同じものです。


■MonsterX3Aへの対応
MonsterX3Aを複数枚同時に運用できるようになりました(※)。また、MonsterX3Aにビデオ信号が入力されていない場合にアマレコTVが数分間応答なしになってしまうのを大幅に軽減します。ただし、MonsterX3Aの都合ですので根絶とはなりません。

複数枚挿しで使っていない方のMonsterX3Aにビデオ信号が入力されていなくても 応答なしとはなりませんが、使おうとしているMonsterX3Aにビデオ信号が入力されていないと応答なしになってしまいます。
なお、応答なしになった場合の復旧するまでの時間は全体的に短くなります。


SKNET MonsterX3A 3枚挿しの例 (Windows 10 Home 64, Ryzen 7 1800X, MSI B350 TOMAHAWK, GeForce GTX 650)
settei_20171001222708cfa.png
ビデオキャプチャデバイスで3枚のMonsterX3Aを選択可能。オーディオキャプチャデバイスはいずれも「Embedded on Video Capture Device」を選択。
アマレコTV4を3つ用意してそれぞれ異なるMonsterX3Aを選択すれば3系統同時にプレビュー&録画可能です。

※ MonsterX3A自体は複数枚差し対応を謳っていません。複数枚差しについては自己責任での運用となります。


■テンポラリフォルダへ移動する
sette_temp.png

録画を開始した直後に設定ミスなどに気が付いて、撮りなおしをすることがあるかと思います。
その場合に録画時間が短かったファイルをテンポラリホルダー(録画先フォルダに「Temp」が作成されます)へ移動します。


■保存先フォルダの履歴
sette_path.png

24時間録画するような運用で1日目はAドライブ、2日目はBドライブ、3日目はまたAドライブと毎日録画先ドライブを変更するような場合に重宝します。


■録画設定:音声遅延
settei_delay.png

録画したビデオファイルの音声を映像に対し意図的に遅らせたり、進める(映像を遅らせる)ことができます。
通常は0ミリ秒としてください。


■ダウンロード
アマレコTV4 Ver4.10


不具合などありましたら、この記事のコメント欄に書き込んでいただけると助かります。
特に問題がなければ、このバージョンを正式版としてホームページで公開する予定です。



アマレコTV4 中間報告 録画エンジンの刷新 MonsterX3A 二枚挿し

開発中のアマレコTV4の中間報告です。

■録画エンジンの刷新
現在、アマレコTV4の録画エンジン(フレームベース)をスーパーアマレココで採用した録画エンジン(タイムベース)のものへ置き換える作業を行っています。まだ、実装途中ですが良い結果が得られたので紹介します。


【テスト1】 アマレコTV4 v4.05(4.01と同等) MonsterX3A で ノートPCのHDMI出力(FHD 1080 30p)をキャプチャ

VT=10:02:33.965s(1083485f), Cap=1086163f( 0D), Drp=0, (+)372, (-)187
VT=10:02:33.999s(1083486f), Cap=1086164f( 0D), Drp=0, (+)373, (-)187
VT=10:02:51.765s(1084018f), Cap=1086695f( 0D), Drp=0, (+)373, (-)187
VT=10:02:51.799s(1084019f), Cap=1086697f( 0D), Drp=0, (+)373, (-)188
VT=10:02:51.833s(1084020f), Cap=1086698f( 0D), Drp=0, (+)373, (-)188


この結果は、私が所有する環境の中でキャプチャカードとキャプチャ元となるビデオ信号の組み合わせにおいて最も悪い結果が出るケースとなります。10時間ほど録画した際のレポートファイルの一部を抜粋したもので、簡単に内容を説明すると

・2行目 10時間2分33秒あたりで音声データが多く画像枚数が少ないと判断して1フレーム水増しした(プラスのドロップ)
・4行目 その後、10時間2分51秒あたりになると 逆に画像枚数が多くなり過ぎて音声データが少ないと判断して画像を1フレーム間引いた(マイナスのドロップ)

となっています。これは最初のフレームの水増しをやめておけば、その後の間引きを防げるので、数十秒や数分と言った長いスパンで見れば相殺できるケース(補正の必要がないケース)です。
理想としては、プラスとマイナスを相殺して、10時間録画した時点で水増し185フレーム、間引きゼロフレームとなってほしいところですね。


そこで、新しい録画エンジン(タイムベース)に変えてテストした結果が次のようになります。

【テスト2】 アマレコTV4 v4.10(開発中) MonsterX3A で ノートPCのHDMI出力(FHD 1080 30p)をキャプチャ

VT=10:00:21.445s(1079525f), Cap=1116752f, Drp=0, (+)185, (-)0, GapAvg=-28ms(-29)


見事、10時間録画しても間引きフレームのないパーフェクトな結果が得られました。

繰り返しになりますが、このケースはキャプチャカードとキャプチャ元のビデオ信号の組み合わせにより、アマレコTV4にとって あからさまに都合の悪い場合の話です。同じキャプチャカードでもビデオ信号が変われば既存のアマレコTV4で10時間録画しても相殺すべきフレームは0から数フレームに収まります。

【テスト3】 ビデオ信号をHD 720pに変えた例 アマレコTV4 v4.05(4.01と同等) MonsterX3A で ノートPCのHDMI出力(HD 720 60p)をキャプチャ(録画は30p)

VT=10:01:47.782s(1082127f), Cap=1926197f( 0D), Drp=0, (+)137, (-)0


ビデオ信号が変わったためドロップの傾向も変わっていますが、同じMonsterX3Aと既存のアマレコTV4でもほとんどのケースで打倒な結果が得られていることが判ります。

このようにアマレコTV4の次のバージョンではプラスとマイナスの両方のドロップが生じるケースを改善し、そのほとんどを相殺してより理想に近い(余計なフレームの水増しと間引きが無い)録画環境を実現できます。


■SKnet社のMonsterX3Aの二枚差しに対応
MonsterX3Aを二枚挿すと画面下部のオーディオキャプチャデバイスを選択するリストで
同じデバイス名 SKNET MonsterX3 HD Capture(Path 0)が2つ出てきてしまい、上手く識別できません。
amarectv4v410video_capture_device.png

次のバージョンではオーディオキャプチャデバイス欄に(Video Capture Device)が追加されます。
(Video Capture Device)を選択すると、上のリストのビデオキャプチャデバイスで選択したデバイスに組み込まれたオーディオキャプチャデバイスを使うようになりますので、オーディオキャプチャデバイスが同じデバイス名になってしまう場合でも二枚差しでの運用が可能となります。


【注意】
・MonsterX3Aは二枚差し対応を謳っていません。二枚差しについては自己責任でチャレンジしてください。
・MonsterX3AはFull HD 1080 30p対応を謳っていません。

二枚差しおよび、FHD 30pともにSKnetのHPで公開されている現時点での最新版ドライバ(Ver1.0.6.6)にて私のところではできるようになりました(製品付属CDのドライバではできなかったと思う)が、皆さんの環境でできる保証はありません。いずれも自己責任となり、自力でやりくりすることになります。
monx3a_driver.png


スーパーアマレココ & AMV4ビデオコーデック 正式版公開

ホームページでスーパーアマレココ Ver4.20の正式版 と AMV4ビデオコーデック Ver4.10の正式版 を公開しました。
不具合等が無かったため、いずれもベータ版と同じ内容となっています。


■スーパーアマレココ Ver4.20 更新内容
(1) キャプチャ処理のカラーフォーマットにYUV 12bit を追加
(2) 録画詳細設定に「テクスチャをリングバッファにする」を追加
(3) RGB・YUV変換処理の際の色のサンプリング方式を平均値に変更
(4) 取込み枠ボタンの上で右クリックするとキャプチャサイズを選択するメニューを表示するようにした
(5) AMV4 ビデオコーデック Ver4.10以上が必要になりました
(6) 設定画面を一度でも開くとスーパーアマレココ終了時に異常終了する可能性がある不具合を修正
(7) マルチモニター環境で キャプチャ対象のモニター以外にマウスカーソルがあるとキャプチャ画像が乱れる不具合を修正

ブログ記事:スーパーアマレココ Ver4.2 YUV 12bitキャプチャモード追加



■AMV4ビデオコーデック Ver4.10 更新内容
(1) AMV4 Ver4.02と上位互換、ライセンスキーもそのまま使えます。
(2) RyzenでCPU設定を「自動」とした場合は(RyzenではAVX命令が使えるけど 処理が遅くなる場合があるため)SSE版のモジュールを使います。AVX命令は使いません。
(3) CPU設定にRyzen用の「ZEN」を追加しましたが、現状「SSE4.1」と同じ内容となります。
(4) DR2、DR3、DY2、DY3はVer4.02と同じ内容となります。
(5) 入出力フォーマットにNV12が追加されました。
(6) 対応OSにWindows10 64bit版を追加。
(7) 対応OSからWindows7を削除。Windows7での動作確認は行っておりません。

ブログ記事:AMV4ビデオコーデック YUV 12bit圧縮モード(DS3)追加 ベータ版


■ダウンロード
ホームページでダウンロードしてください。


スーパーアマレココ vs ShadowPlay 第2Round

YUV 12bitキャプチャに対応しパフォーマンスが向上したスーパーアマレココ Ver4.20とShadowPlay(現在はShare機能ですが この記事ではなじみのあるShadowPlayと表記します)の性能をゲームソフトのベンチマークスコアで比較します。

アマレココ4 その11 vs ShadowPlay
の続編となります。
スーパーアマレココのバージョンが4.20になったことと、テストに使うPCが最新の環境に変わっています。


1.テスト方法、テスト環境
デスクトップをFHD (1920x1080)、59.94Hzに設定し、FF14ベンチをウインドウモード、HDサイズ(1280x720)、DirectX11、高品質(ノートPC)で実行。録画しない場合と、各キャプチャソフトでデスクトップ全体を録画した場合のベンチマークスコアで評価します。


・スーパーアマレココ Ver4.20 録画設定
デスクトップ全体1920x1080を59.94fps、YUV 12bitでキャプチャ、AMV4:DS3で圧縮、テクスチャをリングバッファにするON

・スーパーアマレココ Ver4.11 録画設定
デスクトップ全体1920x1080を59.94fps、YUV 16bitでキャプチャ、AMV4:DY3で圧縮、テクスチャをリングバッファにするOFF(設定項目なし)

・ShadowPlay録画設定
プライバシー管理で「はい」を選択し、デスクトップ全体1920x1080を59.94fps、50Mbpsで録画します。カラーフォーマットはYUV 12bitと思われます。
アマレココ4 その11 vs ShadowPlay のShadowPlayデスクトップキャプチャと同じ)

テスト環境
OS  Microsoft Windows 10 Home 64-bit
CPU  Intel(R) Core(TM) i7-7700K Kabylake 
 定格4.20GHz
MB  ASUS PRIME Z270-K
Memory  DDR4 16GB (8GB x 2 Dual channel) 2666MHz
Video  NVIDIA GeForce GTX 1080 8GB
Monitor  1920x1080 59.94 HDMI 接続
録画HDD  ST4000DM000 4TB
Software  SUPER AmaRecCo Ver4.11
 SUPER AmaRecCo Ver4.20
 AMV4ビデオコーデック Ver4.10
 ShadowPlay GeForce Experience Ver3.5.0.70 Driver 381.65
 ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
備考  CPUは4コア、8スレッド、HTT対応、AVX2対応。動作クロックを4.2GHz(定格)で固定し、省電力設定およびTurbo BoostはBIOSで無効化、動作クロックがテスト中に変動しないようにしています。


2.テスト結果

テスト結果
録画カラーフォーマットベンチスコア
(5回の平均値)
 スコア
低下率
録画無し-26224 -0.0% 
ShadowPlayYUV 12bit25689 -2.1% 
スーパーアマレココ Ver4.20YUV 12bit25626 -2.3% 
スーパーアマレココ Ver4.11YUV 16bit25254 -3.7% 


ベンチマークスコア 内訳
録画1回目2回目3回目4回目5回目平均値
録画無し録画なし[26224]26224----26224 
ShadowPlay
デスクトップキャプチャ
ShadowPlay.jpg 256972567225774256612564325689 
アマレココ
Ver4.20
amarec420.jpg256952537925627256812575125626 
アマレココ
Ver4.11
amarec411.jpg 253382525725451249422528425254 



3.まとめ
スーパーアマレココ Ver4.20の2回目で低いスコアがあるため 平均値でShadowPlayの方が良い結果となりましたが、2回目のスコアを除外したスーパーアマレココVer4.20の平均スコアは25688となりShadowPlayと同等となります。
テストは沢山行っていますが、平均値の取り方、データの拾い方次第で優劣が変わるレベルですので、この条件で比較する限りはShadowPlayとスーパーアマレココ Ver4.20は同性能と言えます。


最後にYUV16bit (AMV4:DY3)とYUV 12bit(AMV4:DS3)のファイルサイズを比較します。

FFベンチ1回分の録画ファイルサイズ(FHD 約30000フレーム)
録画コーデックフレーム数ファイルサイズ ビットレート
ShadowPlayH264
YUV 12bit
非可逆
32950 2,895 MB約 42 Mbps 
スーパーアマレココ Ver4.20AMV4:DS3
YUV 12bit
可逆
30000 16,955 MB約 271 Mbps
スーパーアマレココ Ver4.11AMV4:DY3
YUV 16bit
可逆
30000 21,644 MB約 346 Mbps 

AMV4:DY3に対しAMV4:DS3は約21%ファイルサイズが小さくなり、AMV4ビデオコーデック Ver4.10の効果が得られていることが分かります。




スーパーアマレココ Ver4.2 YUV 12bitキャプチャモード追加

スーパーアマレココにYUV 12bitキャプチャモードを追加しました。従来のYUV 16bitモードから比べビデオメモリからシステムメモリへ転送するデータ量および、AMV4ビデオコーデックで処理するデータ量が共に25%減るため、より高速、低負荷での録画が可能となります。
また、録画用のリングバッファにDirectXのテクスチャを使うことでテクスチャをリングバッファへコピーする処理を省略できるようになりました。
これらの効率アップによりスーパーアマレココ Ver4.11と比べ ベンチマークスコアが1%程度向上します。

設定画面

■更新内容
(1) キャプチャ処理のカラーフォーマットにYUV 12bit を追加
(2) 録画詳細設定に「テクスチャをリングバッファにする」を追加
(3) RGB・YUV変換処理の際の色のサンプリング方式を平均値に変更
(4) 取込み枠ボタンの上で右クリックするとキャプチャサイズを選択するメニューを表示するようにした
(5) AMV4 ビデオコーデック Ver4.10以上が必要になりました
(6) 設定画面を一度でも開くとスーパーアマレココ終了時に異常終了する可能性がある不具合を修正
(7) マルチモニター環境で キャプチャ対象のモニター以外にマウスカーソルがあるとキャプチャ画像が乱れる不具合を修正

YUV 12bitキャプチャはAMV4ビデオコーデック専用です。その他のコーデックは使えません。
その他のコーデックを使う場合はYUV 16bitを選択してください。

「テクスチャをリングバッファにする」は初期値でONとなっています。
もし、ドロップフレームが生じるようならリングバッファサイズを増やして(1000ミリ秒など)ください。
それでも改善しない場合は「テクスチャをリングバッファにする」をOFFにしてみてください。

ドロップ
(D)が1以上になるようならスーパーアマレココの録画詳細設定にある「リングバッファサイズ」を増やしてみてください。
尚、(+)および(-)の値はキャプチャ処理のドロップフレームではないので関係ありません。(リングバッファサイズを増やしても変わりません)

size.png
取込み枠ボタンの上で右クリックするとキャプチャサイズを選択するメニューが表示されます。



■ダウンロード
・スーパー アマレココ Ver4.20 ベータ版

・AMV4ビデオコーデック YUV 12bit圧縮モード(DS3)追加 ベータ版


不具合などありましたら、この記事のコメント欄に書き込んでいただけると助かります。
特に問題がなければ、このバージョンを正式版としてホームページで公開する予定です。


AMV4ビデオコーデック YUV 12bit圧縮モード(DS3)追加 ベータ版

既存のDR2、DR3、DY2、DY3に加え、新たにDS3 (YUV 12bit での圧縮)を追加しました。
あと、RyzenでSSE命令を優先的に使うようになります。
現在はベータ版です。少々のことは自力でやりくりできる方が対象となります。

amv410.png 

■インストール
初めてAMV4ビデオコーデックをインストールする場合は amv4_setup_64bit.msi を実行して新規インストールしてください。
既にAMV4ビデオコーデックを利用している場合は amv4_update_64bit.bat を実行することで上書きインストールできます。


■性能
PC2 Kabylake 7700K
OS  Microsoft Windows 10 Home 64-bit
CPU  Intel(R) Core(TM) i7-7700K
 定格4.20GHz TB時4.5GHz
MB  ASUS PRIME Z270-K
Memory  DDR4 16GB (8GB x 2 Dual channel) 2133MHz
Software・AMV4 Video Codec Ver4.10
・CodecBench64.exe Ver1.05 自作のベンチマークソフト(非公開)
備考  CPUは4コア、8スレッド、AVX2対応。動作クロックは自動設定。


Kabylake 7700K  4.2GHz - 4.5GHz  HD画質(1280x720) シングルスレッド処理
CodecMode ModuleEncode
FPS
 Decode
FPS
圧縮効果ファイルサイズ
MByte
AMV4DY3AVX2.01427 1473 3.09 1,241 MB 
AMV4DS3AVX2.01754 1855 3.46 1,108 MB 

DY3と比べDS3は処理速度が約20%早くなります。
また、ファイルサイズも10%から15%程度すくなくなります。



■その他
・AMV4 Ver4.02と上位互換、ライセンスキーもそのまま使えます。
・RyzenでCPU設定を「自動」とした場合は(RyzenではAVX命令が使えるけど 処理が遅くなる場合があるため)SSE版のモジュールを使います。AVX命令は使いません。
・CPU設定にRyzen用の「ZEN」を追加しましたが、現状「SSE4.1」と同じ内容となります。
CPU設定

・DR2、DR3、DY2、DY3はVer4.02と同じ内容となります。
・入出力フォーマットにNV12が追加されました。
・DR2、DR3、DY2、DY3を選択した場合でも、入力された動画のフォーマットがNV12の場合はDS3で動作します。
・対応OSにWindows10 64bit版を追加。
・対応OSからWindows7を削除。Windows7での動作確認は行っておりません。


■ダウンロード
AMV4 ビデオコーデック Ver4.10 ベータ版



次回はAMV4 Ver4.1に対応したスーパーアマレココを公開します。


 
 
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