Core Audio Dll Ver2.30c 多チャネルスピーカー対応ベータ版
PCのスピーカー設定がステレオ(2Ch)以外でもアマステを使うことができるようになります。
■使い方
アマレコTV Ver2.31のライブ機能のインストール先にあるファイルCoreAudio230.dllを差し替えてください。
設定ファイルCoreAudioDll230.iniも一緒にコピーして下さい。
バージョン確認はアマステのプロパティでできます。
※ 現在はベータ版です多少の問題は自力で対処できる方のみご利用下さい。
■設定
スピーカーの数が3以上の場合はステレオ(2Ch)にダウンミックスします。
どのようにダウンミックスするかはCoreAudioDll230.iniで指定します。
メモ帳で開いて編集して下さい。
■設定例
[6Ch.Speeker]
1Ch = L
2Ch = R
3Ch = B
4Ch = B
5Ch = m
6Ch = m
最初にスピーカーの数を記述します。
次にそれぞれのスピーカーの音を左右どちらの音として録音するか記述します。
L:左チャネルに割り当てる(フロントスピーカーなど)
R:右チャネルに割り当てる(フロントスピーカーなど)
B:両チャネルに割り当てる(センタースピーカー、ウーハーなど)
m:割り当てない(このスピーカーの音を録音しない)
この例ではスピーカーの数が6個(5.1Ch)の場合に、
1つ目のスピーカーの音と3つ目、4つ目のスピーカーの音を左チャネルの音としてミックスします。
右チャネルには2,3,4のスピーカーの音をミックスします。
初期値として4スピーカー、6スピーカー、8スピーカーについて設定を用意してありますが、その他のスピーカー数も新たに記述することでダウンミックスの指定ができます(最大32スピーカーまで)。
記述が無い場合は1Chが左、2Chが右、3Ch以降のスピーカーは無視されます。
※ ミックスする音の数が増えると音割れする可能性が高まります。ボリュームを低くするかミックスする音の数を減らしてください。
■追記(2013.7.4)
Ver2.30bからの変更点
・スピーカーのサンプリングレートとアマステのサンプリングレートが一致しなくてもエラーとならないのを修正。
・設定ファイルのmessageboxの初期値を1に変更。
■ダウンロード
ダウンロード
アマレコTV FAQ アマステを使うとエラーになる
Q.アマステを使うとフォーマットエラーになる
A.PC側の設定が必要です。
フォーマットエラー

PC側の設定

それでもフォーマットエラーになる場合はスピーカーの数を確認する必要があります。
この確認はPC環境によって異なりますが、ここではRealtek HD Audioを例に説明します。
コントロールパネルからRealtek HD オーディオマネージャを選択

スピーカー設定で「ステレオ」を選択します。

現状アマステは16bit、2チャンネル(ステレオ)のみの対応となります。(サンプリングレートは設定次第で変更できます)
PC側の設定が16bit、2チャンネル以外になっている場合はフォーマットエラーとなります。
この辺りは2チャンネル以外でも使えるように検討します。
■追記(2013.7.4)
Core Audio Dll Ver2.30cから多チャンネルスピーカーに対応しました。ステレオ以外の設定でも利用できます。
Core Audio Dll Ver2.30a ベータ版
アマステでHDMIオーディオデバイスから録音する場合にHDMIケーブルの抜き差しに対応しました。
PCを使っている最中にあまりHDMIケーブルを抜き差ししないと思いますが、PCとモニター(やテレビ)の間にセレクターや分配器といった機器を挟むと、入力切替、テレビのOn/Offの度にHDMIケーブルの抜き差しと同じ振る舞いをする製品があります。
今までは1入力2出力のスプリッターや多入力2出力のAVアンプを使っていてそれらはHDMIの抜き差しといった挙動をしなかったのですが、今回4入力2出力のマトリックス型分配器を使ってみたところ状態変化の度にケーブルの抜き差しと同じ挙動になりエラーメッセージ(AUDCLNT_E_UNSUPPORTED_FORMAT)が表示されてしまうため、そういった状況に対応しました。

■使い方
アマレコTV Ver2.31のライブ機能のインストール先にあるファイルCoreAudio230.dllを差し替えてください。
※ 現在はベータ版です多少の問題は自力で対処できる方のみご利用下さい。
バージョン確認はアマステのプロパティでできます。

■ダウンロード
ダウンロード