ファンタジーリモートVer1.02c公開
1)サーバー側で待機中にコピー&ペーストが使えなくなるのを修正。
2)クライアント側でウインドウサイズを頻繁に変更するとフリーズする不具合を修正。
3)Windows7でダイアログのレイアウトがはみ出るのを修正。
ファンタジーリモートVer1.02公開
1)デスクトップにカスタム設定追加。
2)クリップボードの共有(テキストのみ)。
3)ウインドウサイズの50%、100%等の倍率を設定できるようにした。
4)サーバー側でネットワークが複数ある場合に指定できるようにした(動作未確認)。
5)キー入力の誤動作を修正。
6)設定画面GUIの不具合を修正。
主にブログで頂いたコメントに関する変更と不具合修正です。基本的な部分での変更点はありません。
コメントを下さった皆様ありがとう御座いました。
ファンタジーリモートと似た仕組みの製品の紹介
サーバーコンピュータをネットワークを介して小さい端末ユニットでリモート操作するシンクライアントと呼ばれる製品です。
キャプチャ、圧縮、ネットワーク、全ての処理をハードウエアで行う辺りがファンタジーリモートとは異なります。
4Gamerで3Dゲームを実際に試した記事が載っています。
動きの激しい部分と、動きの少ない部分で画質を調整するクオリティコントロールにより動きの激しいゲームでも文字周辺の視認性を確保しているなどソフトウエアによるリアルタイム処理では難しい部分をハードウエアで上手く処理されているようです。こう言った部分にまで言及している4gamerの記事はとても参考になります。
なお、同記事によるとVIXEL V200をもってしてもインターネット越しのゲームプレイは現実的ではないとの事です。
インターネット越しにゲームを行う場合のボトルネックはインフラですね。
DisplayLink
パソコンの画像を圧縮してUSBから出力します。出力されたデータはカスタムチップにより元の画像に復元されます。今はUSB接続のモニターに応用され各社から続々とリリースされています。電源不要の小さなタイプから本格的な2ndモニターになる大型の製品まであります。
これはキャプチャと圧縮まではファンタジーリモートと似た感じの処理で、違いは出力がUSBとなっていることと、クライアント側がハードウエアのカスタムチップになっている点です。
DisplayLinkはDirectXに対応していない為ゲーム画面を表示できないようですが、ファンタジーリモートを使ってUSBモニターにゲーム画面を表示する事ができるようです。こちらも興味深い記事です。
MaxiVista
ネットワーク上のパソコンを2ndモニターにできるソフトウエアです。丁度DisplayLinkのLAN版といった感じでしょうか。全てソフトウエアにより実現されているため、仕組みはファンタジーリモートとほぼ同じです。2004年に発売されていると言うのが驚き、そんなに前からこう言ったものが在ったんですね。
【リモート制御ソフト】 ファンタジーリモート
【概要】
ファンタジーリモートはLAN環境に特化※1したリモート制御プログラムで、ネットワークに接続されたPCのデスクトップを別のPCから操作することができます。画像の圧縮処理にAMV3ビデオコーデック※2を使うことにより高速なリモートインターフェイス※3でゲーム画面※4や動画等※5を含めたリモート制御を可能とし、本ソフトウエアの一番の特徴となっています。また、音声もほぼリアルタイム※6で転送可能なためミュージックビデオなどの再生も違和感無く行えます。
※1 本ソフトウエアはセキュリティ面が非常に非力です、そのため、インターネットを介した利用はお勧めできません。また、データ転送量及びレスポンスの点でもインターネットを介した場合は本ソフトウエアのメリットを得ることが出来ません。
※2 独自の動画圧縮技術で高速処理を特徴としています。
※3 パフォーマンスはPCの性能およびネットワーク環境により大きく左右されます。
※4 フルスクリーン専用のゲームには対応していません。ゲームで利用する場合はゲームをウインドウモードで実行する必要があります。また、ゲームによってはキーボードやマウス操作を受け付けない場合があります。
※5 メディアプレイヤーなどによりオーバーレイスクリーンで再生されている動画に関しては別途プラグインが必要です。
※6 音声に関しては若干の遅延があります。
【特徴】
(1) ビデオコーデックを使って画像を圧縮して転送。デスクトップ内の変更領域のみの転送ではなく、デスクトップ全体(または指定範囲)を全て1枚の画像として圧縮し転送することで、ゲームや動画などの動きの激しいシーンもスムーズに転送することが出来ます。
(2) 音声の転送。通信環境にもよりますが、LAN内であれば映像も音声もほぼリアルタイムで再生されます。また、ソフトウエアボリュームにより、ファンタジーリモート内の音のみを少しだけ上げたり下げたり出来ます。
(3) マウスやキーボードを使ってサーバー側のPCを操作。映像、音声、入力操作、それぞれの制御が独立しているので、例えば、映像が5fpsまで低下するようなシーンでもマウス操作は30fpsで動作しダブルクリックが利き難くなるなどの問題が軽減されます。
(4) マルチモニターに対応。サーバー側で複数のモニターが有効な場合に、モニターを指定した表示及び、全てのモニターが一望できるバーチャルスクリーンの表示ができます。また、現在アクティブなウインドウの表示(及び、アクティブウインドウの切り替え)、特定のウインドウ表示、指定した範囲の表示(及び、表示したままの範囲移動)、プラグインによる表示など多彩な表示モードを備えています。
(5) オンスクリーンメニュー。F12キーを押すと画面内に半透明のメニューを表示します。これにより、フルスクリーン表示でも簡単にメニューの操作を行うことが出来ます。
(6) 簡易録画機能。何時でもリモート操作している様子を音声付で録画できます。しかも画像圧縮処理はサーバー側で行われるため、クライアント側の録画機能は受信したデータをHDDに記録するだけと超低負荷です。
(7) スクリーンショット機能。何時でもリモート操作している様子をビットマップファイルとして保存できます。また、ビットマップ以外のファイルフォーマットもプラグインで拡張できます。
(8) ファイル転送機能。ファイルのドラッグ&ドロップにより何時でも複数のファイルを双方向に転送できます。
(9) サービス登録。サーバー側をサービス登録することでログオン画面の操作ができます。
(10) 動作原理がシンプル。特別なビデオドライバーやハードウエアは必要ありません。
(11) アマレココと共通のキャプチャープラグイン。例えばビデオレンダラーキャプチャプラグインを使うとメディアプレイヤーのオーバーレイや地デジチューナーのプレビュー表示をクライアント側に表示することが出来ます。
ダウンロードはホームページから。