アマレコVR ベータ版 公開
Windows10 64bit用のフリーウエアとなります。
今回のバージョンはSteamVR用で、Oculus Rift および WindowsMRでの動作を確認しています。
SteamVRが一通り使える環境をそろえてから「AmaRecVR.exe」を実行してください。
各種動画の再生にはDirectShow 64bit版のフィルターが必要です。
アマレコVR その2 DirectShow準備編
ドキュメントが揃っていないので、しばらくは推理しながらご利用頂くことになります。
なお、操作はマウス専用です。モーションコントローラーは使えません。
1.マウス操作について
アマレコVRはマウスの操作を独占する(マウスフックする)ようになっています。
アマレコVRの動作中は他のアプリケーションやOSのマウス操作ができなくなります。
他のアプリケーションを操作する場合はアマレコVRを終了してください。
アマレコVRの終了は左ダブルクリックしてファイル選択画面を表示し「アプリ終了」を選択します。
何らかの理由によりアマレコVRの画面を見ることができなかったり「アプリ終了」が画面からはみ出して選択できないときは、左ボタンと右ボタンを10秒間押し続けてアマレコVRを終了してください。
ユーティリティソフトの設定でマウスフックを無効にできますが、その場合はアマレコVRを操作しているつもりが、デスクトップ上の他のアプリをクリックしてしまう事故のリスクがありますのでご注意ください。
■基本操作
機能 | 操作 |
コンソール画面を表示 | 左クリック |
ファイル選択画面を表示 | 左ダブルクリック |
操作画面を消す | 右クリックまたは何もないところで左クリック |
操作画面の位置を調整 | 右ボタンを押しながら左クリック |
アマレコVR終了 | 左ボタンと右ボタンを10秒以上押し続ける |
■動画視聴中の操作
アマレコVR その3 機能・操作編
■コンソール画面の操作
アマレコVR その4 コンソール画面
2.初期設定
初期状態ではOSのビデオフォルダ内にあるmp4ファイルのみが選択できます。
他のフォルダやmp4以外のファイルを扱う場合はユーティリティソフトで設定してください。

2.1.フォルダ設定
チャンネル設定のコンボボックスから「フォルダ」を選択して、右にある「・・・」ボタンから目的のフォルダを選択します。
また、プレイリストを使うと一つのチャンネルに複数のフォルダを設定することができますが、プレイリストの説明は後日になります。
2.2.オーディオデバイスの設定
WindowsMRの場合はアマレコVR上は「既定のデバイス」を選択し、WindowsMR側の設定でオーディオデバイスを切り替えるようにしてください。
Oculus Riftの場合はアマレコVR上で「Rift Audio」を選択すると、Oculus Riftのヘッドフォンから音を出すことができます。
3.対応できないビデオファイル
場合によってはアマレコVRがエラー落ちしたり、フリーズする可能性があります。
ヘッドマウントディスプレイを装着したままこの状態に陥るととても困りますので、事前にアマレコVRユーティリティに再生したいビデオファイルをドラッグ&ドロップして簡易再生できるか確認することをお勧めします。
4.未実装等
・ファイル選択画面の下部にある画像サイズ等の情報は今回のバージョンでは表示されません。
・検索リストおよびお気に入りリストが100件を超えると、並べ替え等の処理に時間がかかります。
当面は100件程度を目安に使ってください。
・動画ファイルの再生開始時や検索中にアマレコVRの画面が消えてSteamVR?の画面が見えてしまいます。
・アマレコVR実行中はデスクトップにもアマレコVRの画面が表示されます。非表示にはできません。
5.ダウンロード
・アマレコVR Ver1.00ベータ版
何かありましたらこの記事のコメント欄へご連絡ください。
アマレコVR その1 概要
先日Twitterで発表したアマレコVRの概要を紹介します。
アマレコVRはVR動画を快適に視聴することを目的とし現在開発しているアプリケーションで、2D、3D、180度、360度、およびFish Eye方式の動画に対応しています。
開発の中心はUnityでメディアプレイヤー部分はDirect Showとなります。
最初に公開するバージョンはSteamVR版となりますのでWindowsMR、Oculus Rift等で利用できます。
当面は実験的意味合いの強い内容となり、公開はこのブログにて4月下旬を予定しています。