アマレコVR Ver2.2.0概要

アマレコVR Ver2.2.0では 動画以外に画像ファイルと 音声ファイルに対応します。
画像の場合は本のように2画面で表示できます。また、プレイヤーも3つまで使えるため
動画、画像、BGMの再生を同時に利用できます。
ハンドジェスチャー機能

画像の場合は(Questのハンドトラッキング機能を使って)人差し指のジェスチャーだけでページをめくることができます。
VRコントローラーやマウスから手を放していても画像をどんどん変えることができるため便利です。
曲面スクリーン

スクリーンを湾曲させることができるようになります。曲率を設定できるため、360度曲げて自分の周りをぐるっと動画で囲むこともできます。
マーカー機能の強化

マーカー機能へ新たに単独マーカー8個が追加されます(シークバーの下のカラーキューブ)。範囲指定には使えませんが、ただの目印やシーク操作の際にスナップさせることができます。
また、マーカー関連の操作履歴機能も強化されアンドゥ、リドゥ自在となります。
シーク操作の強化

まだ動作が安定しないため暫定版となりますが、動画のシーク操作に関する設定が追加されます。
シークバーをドラッグしている間も随時再生位置を変更したり、サムネイルを表示することができます。

シークバーのサムネイル表示
最後に一番大事なチャプター機能

チャプター機能は非常に多機能なため説明するのは大変ですが 代表的な働きとして フォルダを一つのファイルのように扱うことができます。
2時間の動画作品だけど、30分ずつ4つのファイルに分かれていたり、100ページ、200ページあるマンガの画像ファイルなどを
作品毎に一つのフォルダへ入れて管理することができ ファイル画面がすっきりします。

青いフォルダアイコンが付いている「(4)bbb」は実際はフォルダですが、他のファイルと同じように名前順や日付順でリストに表示され クリックするだけで再生することができます。
この場合、フォルダの中に4つのmp4ファイルがあり それぞれ順番に再生されます。
アマレコVR Ver 2.2.0は 10月中の公開を目指しています。
Oculus software v28配信 AirLinkと120Hz対応
Oculus Air Link Coming Soon to Quest
このアップデートによりOculus Linkを無線で行えるAirLinkとアプリケーションの120Hz対応が謳われています。
アップデートがとても待ち遠しいです。
なお、アマレコVRの方もプレイヤー機能の変更を伴う大幅なアップデートを予定しています。
これにより リフレッシュレート60Hzにおける60fpsの完璧な(欠落、重複フレームのない)動画再生が可能となります。
さらに 120Hz時におきましても、同じ画像を2フレームずつ表示することで完璧な(均等な)60fpsの動画再生が可能と思われます。
ついでに120Hzであれば30fpsや24fpsの動画再生も完璧にこなせると思われますので対応する予定です。
まだ120Hzのテストはできていませんが、120Hzと新アマレコVR(新プレイヤー機能)はかなりの破壊力になると思われます。
アマレコVR gQuest Pico Ver1.42 ベータ版公開 画質調整の強化など
不具合修正および、サーバーの更新はありません。サーバーはVer1.40と同じです。
後日改めて公開いたします。
Ver1.41の不具合を修正してVer1.42として公開しました。
不具合はVer1.41固有のもので Ver1.41は欠番とします。
(2020.12.19 22時)
1.更新内容
・画質調整機能を強化しました
・「トリガーでシフト機能を使う」オプションを追加しました
・Bluetoothマウスへ対応しました
・クロップタグをVR動画へも適用するようにしました
・カラータグを追加しました
2.ダウンロード
・
・
Oculus GO、Oculus Quest用
2021.4.30 追記
Oculus softwareのアップデートにより現在新規インストールしてアマレコVRを使うことはできません。
Quest 2 / Quest Build 27.0とアマレコVRについて
Oculus software v28とアマレコVRについて
・
・アマレコVR for Pico Ver1.42
Pico G2 4K用
・アマレコVRサーバー Ver1.40
Windows10 64bit用、gQuest、Pico共通
アマレコVR Ver1.41 その1 画質調整デラックス
今まではゲインの調整のみでしたが、オフセットの調整(+100から-100)が可能になります。
またデバイス固有の設定のほか、プレイヤー設定も可能となります。
デバイス設定については今まで通り、使っているHMDのディスプレイが”明るすぎる”や”赤っぽい”などの場合に調整しSAVEして使います。
プレイヤー設定は動画ファイル毎に”暗い”や”見難い”などの場合に調整しファイル名へ画質調整タグを挿入して管理します。

デバイス設定は機種に依存した調整、プレイヤー設定は動画ファイルに依存した調整です。
両方が加味されて最終的な色が決定します。
プリセットメニュー

4つまで設定を保存することができます。また、プリセット名も設定できますので、(家電の)テレビにあるような映画モードとかドラマモードのように名前を付けて設定を管理できます。
プリセットに関してはデバイスとプレイヤーで共通となります。
; アマレコVR gQuest タグ;
; -color[gr0gg0gb0gx0or0og0ob0ox0]
; 画質調整(カラー)タグ
; ゲインは0から200、100が標準
; オフセットは-100から+100、0が標準
;
; gr (数値): 赤のゲイン
; gg(数値) : 緑のゲイン
; gb(数値) : 青のゲイン
; gx(数値) : RGBのゲイン
; or(数値) : 赤のオフセット
; og(数値) : 緑のオフセット
; ob(数値) : 青のオフセット
; ox (数値): RGBのオフセット
アマレコVR gQuest Pico Ver1.40 ベータ版公開 90Hz対応 ボタンのカスタマイズなど
また、不具合修正多数を含んでいます。特にアマレコVR サーバーは長いファイル名やフォルダ名で生じる致命的な不具合を修正(Ver1.32aと同じ内容)していますので、Ver1.30以下を使っている場合は今回のVer1.40を使うようにしてください。
1.更新内容
・Oculus Quest 2の90Hzへ対応しました
・メイン画面設定を追加しました
・ボタン設定を追加しました
・正面ロック機能を追加しました
・左右の画像を入れ替えるEye設定を追加しました
・クロップ機能を追加しました
・デバイス音量設定を追加しました
・サブ画面表示/非表示を追加しました
・サブカメラの映像ソースを左右選べるようになりました
・180度,360度スクリーンのポリゴン分割数を4倍に増やしました
・フォルダの並びをWindowsの名前順でソートするように変更しました
・ファイル名のグループ化機能を追加しました
・VRコントローラーの操作性を改善しました(ポインターのブレ、スクリーンの移動操作でガクガクする、正面へ向けて操作する必要があった等改善)
・ダブルクリック判定の仕様変更と、トリガー2回でファイル画面を表示するようになりました
・ホームボタンの長押しで正面リセットするようになりました
・バッテリー低下警告、効果音の設定、UI画面表示位置の設定を追加しました
・ファイル再生時に ファイル名を5秒間表示するオプションを追加しました
・PCマウスのホイール回転方向を逆にするを追加しました
・VRFormat.txtを廃止しTagList.txtへ変更、VRフォーマット判定処理の設定を追加しました
・アマレコVR専用タグを追加しました
・お気に入りリストに登録されているファイルと同じファイル名のファイルを変更した際に、パスが異なる場合も、お気に入りリストのファイル名を変更するようになりました
・タイムスタンプ揃えを廃止(ファイル名のグループ化で代用)
・90度以上横を向いて PCマウスで操作すると 操作不能に陥る不具合を修正しました
・フォルダ移動のメモリ機能が保存されない不具合を修正しました
・ファイル名のタグ挿入を大量に行っている最中に ファイル画面を閉じると処理が止まり通信できなくなる不具合を修正しました
・ワードリストを一度使うと タグ挿入やフォルダ作成をキャンセルした場合に 最後に使ったワードでタグの挿入やフォルダ作成がされてしまう不具合を修正しました
・ファイル名編集の「前後にスペースを挿入する」がOnの場合に 挿入する文字列の最後が半角スペースだと スペースが2重に挿入されてしまうのを修正しました
【アマレコVR Pico】
・リモコンの音量ボタン、本体にある音量ボタン、OKボタン、Returnボタンへ任意の機能を割り当てられるようになりました
・60fps動画再生時の欠落フレームを改善しました
・サブプレイヤーで3D動画の立体視ができないのを修正しました
【アマレコVR サーバー】
・通信プロトコル更新(140) 通信プロトコル130と互換性あり(上位互換)
・長いファイル名やパス(全角80文字程度)を再生するとサーバーが落ちる不具合を修正(Ver1.32aと同じ)
・サーバーのドライブ情報取得処理でエラーが発生すると残りの正常なドライブの情報を取得できなくなっていたのを修正
・サーバー 接続時にキーボードフォーカスを得るを追加
・ファイル名のグループ化の設定を追加
2.関連記事
アマレコVR Ver1.40 その2 ボタン設定
アマレコVR Ver1.40 その3 ボタン機能一覧
アマレコVR Ver1.40 その5 ボタン機能 プレイヤー切替
アマレコVR Ver1.40 その6 TagList.txt
3.主な説明

「再生時ロード」を追加しました。
メイン画面設定詳細
■コンソール画面

正面ロック機能
チェックボックスをOnにするとメイン画面で2D、3D動画(スクリーン形状がFlatのもの)視聴時にどこを向いても正面へスクリーンが移動するようになります。
サブカメラの映像ソース
CLで左目用の映像をサブカメラで映します。CRで右目用の映像をサブカメラで映します。
クロップ機能
画像の上下左右をそれぞれカットして黒帯やアナログ映像の乱れなどを見えなくします。
「タグ挿入」でクロップタグをファイル名へ追加します。
「確認」ボタンを押すと、押している間クロップが一回り大きくなります。ギリギリのところでクロップ出来ているかの確認に使います。
■フォルダの並びをWindowsの名前順でソート

文字コード順ではなく数値の大小でソートするようになりました。
■ファイル名のグループ化
ファイル名の中に'#(数値)'が含まれていた場合に、#までの文字列が一致するファイルをグループ化し数値の順番でソートします。
タイムスタンプや日付でソートした場合に同じ番組名や 複数のチャプターに分かれたファイルが タイムスタンプが異なりバラバラになるのを防ぐための機能です。
ファイル名でソートする場合は無効です。
サーバー側でグループ化を行うかどうかと、ファイル名に含まれるグループ化タグの設定ができます。

■設定画面:デバイス

デイスプレイ周波数
currentは現在の設定値、APPはアプリケーションのメイン処理のfps(1秒間の実行回数)
Oculus系ではcurrentの値がおそらく現在のディスプレイ周波数を示しています。
Pico系はおそらく72Hz(か75Hz)固定で、この設定に特に意味はなさそうです。61Hzを選択するとAppが61Hzになりますが、おそらくディスプレイ周波数は72Hz(か75Hz)のまま、欠落フレームが増えるだけなので基本72Hzを選択してください。
・Oculus Quest 2では90Hzを選択する
・Oculus GO、Oculus Quest 1、Pico G2では72Hzを選択する
■設定画面:プレイヤー

■アマレコVRサーバー Ver1.40 設定画面

接続時にキーボードフォーカスを得る
PCマウスのユーティリティソフトの設定でアプリケーションごとに機能を割り当てる場合に、アマレコVRサーバーへキーボードフォーカスないと困る場合にチェックボックスをOnとしてください。
通信プロトコルバージョン 1.40
プロトコルバージョン 1.30と上位互換(アマレコVR Ver1.30系とVer1.40で利用可)
アマレコVR Ver1.40はプロトコルバージョン 1.40以上のサーバーのみ利用可
4.ダウンロード
・アマレコVR gQuest Ver1.40
Oculus GO、Oculus Quest用
・アマレコVR for Pico Ver1.40
Pico G2 4K用
・アマレコVRサーバー Ver1.40
gQuest、Pico共通
アマレコVR gQuest Pico Ver1.30 公開 サブカメラなど
また、細かい仕様変更、名称変更および通信仕様の刷新となっています。

1.更新内容
(1) サブカメラ機能を追加しました
(2) ファイル名編集、変更機能を追加しました
(3) エクスプローラーモードを追加しました
(4) メイン画面(2D、3D用)のサイズを変更できるようになりました
(5) サブ画面の位置移動に「位置 Z α」を追加しました
(6) ツールチップを追加しました
(7) ファイルリスト取得処理を高速化しました
(8) ファイル検索機能の仕様を変更しました
(9) フォルダ作成リストをワードリストで管理するように変更しました
(10) サブ画面の位置をアプリ終了時に保存するようになりました
(11) マーカー、サブ画面の設定にキャンセルを追加しました
2.説明
■サブカメラ機能
アマレコVR gQuest Ver1.30 使い方1 サブカメラ
■ファイル名編集、変更
アマレコVR gQuest Ver1.30 使い方2 ファイル名変更機能
■エクスプローラーモード
PCフォルダに設定したチャンネルのフォルダ設定をアプリ上から変更できるようになりました。
また、チャンネル設定の「PCフォルダ」と「VRデバイス」の切り替えもアプリ上でできます。

VRデバイス:
チャンネル設定を「VRデバイス」へ切り替えて、VRデバイス内臓ストレージ上のビデオファイルを視聴します。
PCビデオフォルダ:
チャンネル設定を「PCフォルダ」へ切り替えたあと、サーバーPCのビデオフォルダを表示します。
PCフォルダ:
チャンネル設定を「PCフォルダ」へ切り替え、最後に表示していたフォルダを表示します。
各フォルダの表示内容はキャッシュされます。ソート等を行った場合はチャンネルメニューから「リロード」して表示内容を更新してください。
また、個別のフォルダ項目をダブルクリックしても(そのフォルダだけ)リロードできます。
■メイン画面のサイズ変更
メイン画面の2D、3D用のスクリーンの大きさを3段階で変更できるようになりました。
コンソール画面の下部で選択します。

3段階の大きさは、サーバー側で設定できます。

■「位置 Z α」を追加
サブ画面の移動の際、Z座標を移動しても見た目の大きさや表示位置関係がなるべく変わらないように補正します。見た目の印象を変えずに視差を調整するのに使います。

サブ画面設定(詳細設定)ではPCマウスのホイール、またはVRコントローラーのタッチパッドの左右で微調整できます。
■ツールチップを追加
アプリの設定画面から 表示/非表示を設定できます。

■ファイルリスト取得処理を高速化
秒間500~1000件程度だったのを、秒間1万から4万件程度と大幅に高速化しました。
■ファイル検索機能の仕様変更
「チャンネル内検索」としていたものは「リスト内検索」と名称を変更し内容も以下のように変更しました。

旧:チャンネル内検索
現在再生中のリスト内を検索し見つかったファイルを再生する。
新:リスト内検索
現在表示しているリスト内で検索ワードが含まれるファイルを検索し選択します。再生はしません。
また、サーバー側のファイル検索も以下のように変更となります。
旧:PCフォルダに設定されたチャンネルについてはサブフォルダを検索しない。
新:PCフォルダに設定されたチャンネルも指定したフォルダとそのサブフォルダを全て検索する。
■フォルダ作成リストをワードリストで管理するように変更
フォルダ作成リストを廃止しました。代わりにワードリストで管理します。
設定の引継ぎはされませんので。再設定してください。
■マーカー、サブ画面にキャンセルを追加
コンソール画面を表示したときの状態までマーカーやサブ画面の設定を戻します。
■操作画面を正面に表示する

ファイル画面の右下に「視点リセット」ボタンを追加しました。
また、Oculus GOおよび、Picoについては「戻る」ボタンの長押しで操作画面を正面に表示することができるようになりました。
なお、Oculus QuestではBボタン、PCマウスでは右を押しながら左クリックにて従来通り視点リセットができます。
■名称変更
チャンネル設定の「ビデオフォルダ」を「VRデバイス」へ変更
サブ画面の「ズーム」を「スケール」へ変更
「クリア」を「リセット」へ変更
3.補足
アマレコVRサーバーの通信プロトコルも変更されました。
互換性はありませんので、サーバー、アプリ共にVer1.30をご利用ください。
各設定ファイルの互換性はありますので、サーバー側はexeだけ差し替えてください。
4.ダウンロード
・アマレコVR gQuest Ver1.30
Oculus GO、Oculus Quest用
・アマレコVR for Pico Ver1.30
Pico G2 4K用
・アマレコVRサーバー Ver1.30
gQuest、Pico共通
アマレコVR gQuest Ver1.30 使い方2 ファイル名変更機能
■ファイル名編集画面

ファイルリストでファイルを選択して「フイル名編集」ボタンで表示される「ファイル名編集」画面です。
ファイル名編集画面ではファイル名の変更のほかに、テキストボックスや登録してあるワードを使って動画ファイルを検索することもできます。
なお、文字入力はあらかじめ登録してあるワードのみとなります。ソフトウエアキーボード等は使えません。
■各ボタン、メニュー
「キーワード」は任意のワードを登録したり入力します。
「タグ」は主にファイルへ追加するVRフォーマットを登録します。ファイル画面にある「タグ挿入」と共通です。
「検索ワード」は主に検索でよく使うワードを登録します。ファイル画面にある「検索リスト」と共通です。
その他のワードは「あ」から「を」へ登録します。
「コピー」は選択した文字列をファイル画面の検索ワードへ設定します。
「貼り付け」はファイル画面の検索ワードをテキストボックスへ入力します。
右下の「ファイル検索」ボタンでテキストボックスの文字列を使って動画ファイルを検索することができます。
検索結果は検索リスト(通常チャンネル7)へ追加されます。
また、ワードリストのメニューから「ファイル検索▽」を選択すると各ワードで検索できます。
■ワードリスト・メニュー

登録済みのワードをテキストボックスへ入力するほかに、テキストボックスで選択した文字列をワードリストへ追加したり、
登録したワードで動画ファイルを検索したり、登録済みのワードを削除することができます。
■ワードリストの編集
ワードを一つずつ登録するのが面倒な場合は、メモ帳を使って、サーバー側で編集できます。


#dat [Key] [word1] [word2]...
「#dat」で始め、次にキー[Key]、そのあと複数のワードを記述します。
それぞれ半角スペースまたはタブで区切ります。
各文字列は”で括ります。(文字列内に半角スペースが無い場合は”で括らなくても可)
一行は256文字以内、10個程度のワードを記述できます。(個数に制限はありませんが、一行が256文字以内になるようにしてください)
同じ[Key]に11個以上のワードを登録する場合は複数行に分けて記述してください。
[Key]一覧
Keyword:キーワード
Tag:タグ
Search:検索ワード
MakeFolder:フォルダ作成リスト
あ~を:「あ」から「を」のリスト
■タグ挿入
ファイル名の最後にタグを追加します。
ファイル名変更でもファイル名の最後にタグを入力できますが、こちらは複数のファイルを選択してまとめて挿入することができます。

■変更したファイル名や挿入したタグを元に戻す
「移動元へ戻す」でファイルのフォルダ移動だけでなく、ファイル名の変更も元に戻ります。

■ファイル名の変更について
アマレコVRではマーカー、VRフォーマット、お気に入りリストなどでファイル名が使われています。
ファイル名変更機能はこれらと整合性を保つようになっていますが、アマレコVR以外でファイル名を変更した場合、
マーカーが読み込め無くなったり、お気に入りリストから外れてしまいますので注意してください。
■ファイルAに含まれる文字列をファイルBへ入力したい
1) ファイル画面でファイルAを選択、続いてファイル名の文字列を選択し検索ワードに設定します。

2) 次に、ファイルBを選択し「ファイル名編集」ボタンを押して、ファイル名編集画面を表示します。
3) 「貼り付け」ボタンで先ほど選択した検索ワードを入力することができます。

ファイル画面の検索ワードがクリップボードの役割を担っています。
同様にファイル名編集画面で文字列をコピーした場合も、ファイル画面の検索ワードへコピーした文字列が設定されます。
アマレコVR gQuest Ver1.30 使い方1 サブカメラ
サブカメラ機能はカメラをどの方向へ向けるかの「サブカメラ設定」と、それを表示するための「サブ画面の位置設定」の2つからなり、コンソール画面の下部で行います。

■サブカメラ設定

「サブカメラ」ボタンでサブカメラの表示/非表示を切り替えます。
「向き 縦」と「向き 横」をドラッグしてカメラの向きを調整します。
向きの調整は縦を先、そのあと横を調整してください。
「横型」、「4:3」、「縦型」でサブ画面の形状を選択します。
「視野角」でカメラの撮影範囲を広げたり、狭めたりといった調整をします。視野角を広げ過ぎると画像が歪みます。
「位置 X」でカメラの横位置を微調整します。大きく動かすと画像が歪みます。
視野角と位置Xの隣にある「R」でそれぞれの設定をリセットします。
「リセット」でサブカメラの設定を全てリセットします。
「Cancel」でコンソール画面を表示したときの状態までサブカメラ設定を戻します。
■サブ画面の位置設定(コンソール画面)

従来からあるサブ画面設定と基本同じですが、サブプレイヤーとサブカメラの2つを扱うようになったことと、コンソール画面では簡易設定のみとなり、詳細な設定は「サブ画面設定」画面で行うように変更されました。
コンソール画面による位置設定はサブプレイヤーとサブカメラの両方が一緒に動きます。片方のみを動かしたい場合は詳細設定となります。
「位置 Z α」はZ座標を移動した後に、見た目の大きさやX、Yの位置関係がなるべく変わらないように自動調整します。(見た目をほぼ変えずにZ座標(視差)の調整ができます)
「リセット」はサブプレイヤーとサブカメラの両方のサブ画面の位置設定をリセットします。
「Cancel」はコンソール画面を表示したときの状態までサブ画面の位置設定を戻します。
■サブ画面設定(詳細設定)

右上の「Player」と「Camera」にてサブプレイヤー用のサブ画面を設定するか、サブカメラ用のサブ画面を設定するかを選択します。
「Stereo」を選択すると視差のあるVR画像を見ながら調整できます。見づらい場合は「Mono」にしてください。
「一緒に動かす」のチェックボックスをOnにすると、位置調整の際、サブプレイヤーとサブカメラの両方が一緒に動きます。Offだと選択したサブ画面だけが動きます。
「位置 Z α」はコンソール画面の「位置 Z α」と同じですが、詳細設定ではマウスのホイール(VRコントローラーのパッド左右、スティック左右)、で微調整できます。
また、右下にカメラとサブ画面の位置関係を示す概念図が表示されます。
「位置 Z α」は見た目がほとんど変わらないように制御するため、何の設定を行っているか非常に解り辛いものとなっていますので、概念図で確認してみてください。
■プリセット

「プリセット」ボタンを押すとサブ画面の位置設定の登録、読込のメニューが表示されます。
基本的には、サブプレイヤーとサブカメラの両方を一緒に保存したり、読み込みます。
プレイヤーのみを登録したり、読み込みたい場合はメニューの2列目、サブカメラのみを操作したい場合は3列目の項目を選択してください。
なお、サブプレイヤーとサブカメラの両方を読み込む場合は設定画面にある「S[1]」から「S[4]」です。
■縦型画面

bigbuckbunny.org
サブカメラを縦型にすることで、メインとなるVR画面で顔の方を見ながら、サブカメラで全体を見ることができます。
また、Ver1.30から縦型動画(アスペクト比が横9、縦16)へも対応しました。
アマレコVR ベータ版 予告 サブカメラ機能

bigbuckbunny.org
サブカメラは、HMDに合わせて動くメインカメラとは別に、VR空間の任意の方向へ向けることができるカメラで、サブカメラの映像はサブ画面へ表示されます。
サブカメラ機能はVR空間の上の方と、下の方をなるべく頭を動かさずに見たい場合などに有効で、車のバックミラーやサイドミラーのような機能となっています。また、サブカメラの映像には視差がないので、VR動画で極端に近くを見ようとして視差が合わないようなシーンでもサブカメラではっきり見ることができます。
今回からサブ画面はサブプレイヤー用と、サブカメラ用の2つ構成になり、2つ同時に使うことができます。
アマレコVR ベータ版 予告
細かい追加、変更が多数ありますが、大きな内容は次のようになります。
1) ファイル名編集、変更を追加
2) サブカメラ機能を追加
3) PCフォルダの設定をVR上で変更できるようになる(エクスプローラーモード)
4) ファイルリスト取得処理の高速化(起動時間短縮、通信プロトコル全面見直し)
公開まではまだ1か月程度かかる見込みです。
ベータ版の後はUIの全面みなおしの後、オンラインヘルプを作って正式版となる予定です。