Oculus Questのパススルー機能APIを試してみた
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oculus公式
passthrough API
Mixed Reality with Passthrough
サンプルプログラムの説明はフレームシンセシスさんの
「Unity + Oculus Quest 2 開発メモ」へ解り易くまとめられています。
雑感
プライバシーに配慮されているためか カメラの画像がアプリへ渡されてアプリ内の球面スクリーンへ張り付けるのではなく、
Questのシステムの方でアプリの画面とパススルーの画面を合成して表示する仕組みのようです。
そのため 悪意のあるアプリがカメラの画像を勝手に外部サーバーへアップロードすると言ったことはできないようです。
新しいSDK oculus integration v31でAVProによる動画再生ができませんでした。
調査して使えるようにする必要があります。
Oculusストアで公開される一般的なアプリへのパススルー機能の対応は今年後半とアナウンスされているため、まだまだ先になると思われます。
一方、Oculusストアを通さない野良アプリであれば すでに公開および利用可能となっています。
ただし、この場合でも勝手にパススルー機能が使われないよう、 ADBコマンドを使って自己責任でパススルー機能を有効にしてから アプリを起動する必要があります。