ゲーム「ドリフトシティ・ブースト」CMコンテスト開催8/31まで
・見せつけたれ!お前のドリフトCMコンテスト
・アマレココ紹介ページ
・動画編集方法
また、こちらは既に終了しましたが6月に行われたゲーム「グランドファンタジア」の動画コンテストにおいてもアマレココを紹介して頂くことができました。
・グラファン動画コンテスト
・結果発表
・アマレココ紹介ページ
こう言った形でアマレココを使っていただけた事をとても感謝しています。これからもより多くの方に動画を撮ったり、創ったり、観たりする楽しみを増やせるように、動画に関する敷居を下げていきたいと思っていますので今後とも宜しくお願い致します。
AMVコーデックの設定について
S0
Pentium4などのシングルコアのPCでスペックに自信がない場合に向いています。
スペックに自信がある場合はもっと圧縮効果の高い設定を使いHDDの負担を減らしましょう。
※未圧縮で録画する方が計算などの処理が無い分CPU負荷が少なく快適と思われがちですが、AMV3のS0を使うとCPU負荷は未圧縮と同程度でHDD負荷を一方的に減らせる為より快適に録画できます。
気になる方は是非、未圧縮とS0を比較してみてください。
S1
マリオブラザーズの様に画面全体の動きが無く、ちっこいキャラクタだけが動いている内容でないと効果がありません。
通常のゲームでは使う価値は低いでしょう。
なお、この条件に当てはまる場合はAMV2MTのR1の方がお勧めです。
S2
可逆圧縮を必要とする一般的な条件(S0、S1の条件に当てはまらない)で使います。
2コア以上のPCであればCPU負荷とHDD負荷のバランスが取れるので、S0、S1より快適に録画できると思います。
S3(初期値)
S2より更に快適に録画できると思います。一番お勧めです。
S4
快適性よりもファイルサイズを小さくしたい場合に使います。
パソコンのスペックに心配が無く、画質を許容できれば有りだと思います。
R2(AMV2MT)
画面に表示されている内容を完全に記録し再現できます。
パソコンのスペックに心配が無く、完璧な画質を求める人向け。
R3(AMV2MT)
画面に表示されている内容をほぼ再現でき、おおむね快適に録画できます。
以下は詳細です。
1)コーデックの選択
現在は、AMV2MTとAMV3の2つのコーデックがありますが、違いは主に圧縮時のカラースペース(色の管理)となっています。
・AMV2MTは色が滲まないRGB(初期値)と少しだけ色が滲むYUY2方式のどちらかを選んで圧縮する事が出来る。
・AMV3は一番色が滲みやすいYV12のみで圧縮。
このような違いがありますので、とにかく画質に拘りたいと言う場合はAMV2MT。
パソコンのスペックに自信が無い場合や、画質より快適に録画することを優先する場合はAMV3を使うと良いでしょう。
2)圧縮設定
続いて圧縮設定のS0、R1とかについて説明します。
AMV2MTにはR1、R2、R3、R4、Y1、Y2、Y3、Y4
AMV3にはS0、S1、S2、S3、S4と沢山ありますが、アルファベットはカラースペースを示し、数字は圧縮レベルを示しています。
数字が同じ物は同じ働きをし、カラースペースが違うだけと思えばスッキリすると思います。
カラースペース
R:色が滲まないRGBでの圧縮(厳密には一部YUV444になりますがRGBと同じ特性と思って大丈夫です)
Y:少しだけ色が滲むYUY2での圧縮
S:一番色が滲みやすいYV12での圧縮
圧縮レベル
0:(可逆)圧縮効果なし
1:(可逆)最低限の圧縮
2:(可逆)通常の圧縮効果
3:(非可逆)通常の圧縮効果(初期値)
4:(非可逆)高い圧縮効果
3)画質について
可逆となっているもの(圧縮レベル0、1、2)は全て同じ画質となり(各カラースペースにおいて)理論上最高の画質です。
非可逆のものは圧縮レベルが高いほど画質が低下します。
高画質 R > Y > S 低画質
高画質 0 = 1 = 2 > 3 >>>> 4 低画質
(2と3の違いは少なく、3と4の間は大きいと私は感じます)
4)圧縮効果(HDD負荷)について
圧縮レベルが高くなるに従い効果も上がります(ファイルサイズを小さくできる)。
ファイル大(HDD負荷大) R < Y < S ファイル小(負荷小)
ファイル大(HDD負荷大) 0 <= 1 < 2 << 3 <<< 4 ファイル小(負荷小)
(0と1は殆ど変わらない、4は特別小さくなる場合がある)
5)処理速度(CPUの負担)について
圧縮レベルが低いほど効果が上がります(CPU負荷が小さい=軽い)。
遅い(CPU負荷大) R < Y < S 早い(負荷小)
早い(CPU負荷小) 0 >> 1 > 2 >= 3 > 4 遅い(負荷大)
(0は特別早い、2と3はあまり変わらない)
6)ハーフサイズ
アマレココなどソフトウエアによるリサイズ処理の場合にはAMVコーデックのハーフサイズの方が有利です(アマレココ等のリサイズは使わない)。
アマレコ・ライトなどハードウエアによるリサイズ処理の場合はAMVコーデックの方が不利なため、使わないで下さい(アマレコ・ライト等のリサイズを使う)。
7)スレッド設定
基本はCPUのコア数に関係なくエンコードを「1」に設定してご利用ください。
1では厳しい場合にCPUのコア数に応じてエンコードスレッド数を増やしてみて下さい。
カスタム設定は通常使いません(実験用)。
デコードはCPUのコア数と同じにして下さい。
その他の設定を変更する必要はありません。
以上。
ファンタジーリモートにおける音の遅延について
ファンタジーリモートにおける音声転送の遅延を計測してみました。
計測方法は、サーバー側で適当な音を鳴らし、オーディオケーブルとファンタジーリモートの2つの経路によりクライアント側で再生される音を観察します。
オーディオケーブルによる再生は殆ど遅延が無いはずなので、コレを基準にファンタジーリモートの音がどの程度遅れるか見ていきます。また、ファンタジーリモートの設定でオーディオfpsを変更した場合に遅延がどうなるかも見ていきます。
1.測定条件
1)ネットワークは有線LANでハブを一つ介してサーバーとクライアントを接続しています。
2)ファンタジーリモートの設定は初期値。
3)サーバー側で再生する音はSWaveを使って1秒間に2回、正弦波を再生します。
4)クライアント側ではAudacityを使ってミキサーを録音して解析します。
5)ファンタジーリモートのオーディオfpsを変更して遅延の変化を調べます。
2.結果
オーディオfps | 遅延時間ms |
30 | 75 |
10 | 141 |
5 | 251 |
3.考察
30fpsの場合の動作は1/30秒(=約33ms)録音してからネットワークで転送します。ここまでが遅延となりますので、75ms遅延があったということは
録音遅延:約33ms
ネットワーク遅延:約42ms
と言う事になります。同様に他のfpsについてもまとめると次のようになります。
オーディオfps | 遅延時間ms | 録音遅延ms | ネットワーク遅延ms |
30 | 75 | 33 | 42 |
10 | 141 | 100 | 41 |
5 | 251 | 200 | 51 |
以上より今回の測定ではネットワークによる遅延が約40~50ms発生している事が分かります。
また、このネットワークによる遅延は映像転送にも当てはまります。但し、録音遅延に相当する部分が映像転送にはないので通常は映像の方が少し早く再生される事となります。
追記(2009.7.27)
「ファンタジーリモートのレスポンスが悪い」にて遅延を調べたときに最短で10~20msだったことから、ネットワークそのものによる遅延は往復(Client→Sever→Client)で10ms以下のようです。
この事から、音声転送では録音遅延(fps30の場合33ms)とネットワーク遅延(推定10ms以下)のほかに30~40ms程度の遅延が発生している。
この遅延は断定できませんがサーバー側で録音されたデータがファンタジーリモートに通知されるまでの遅延と、クライアント側でバッファにセットしたデータが実際に再生されるまでの遅延によるもの(オーディオデバイスによる遅延)かと思います。
アマレコ・ライトVer1.01公開
1)録画できなかったゲーム(CoD4)に対応。
2)他のDirectXをフックするアプリと共存できるように修正(GSD MoviePlayerとの併用でゲームのFPSを制限可能)。
3)無視リスト追加(アマレコ・ライトを起動しているとメディアプレイヤーやWebブラウザ等がエラー落ちする場合に使ってください。)
4)ホットキーにShift、CTRL、Altの組み合わせを追加。
5)AviUtl0.99h4でYUY2の読み込みが出来ない不具合修正。
6)指定サイズがハーフサイズになっていた不具合修正。
7)録画が自動停止した場合にストップボタンのままになってしまう不具合修正。
ダウンロードはホームページからお願い致します。
へーい(・・)ノ タクシー
現在は開発が終了しているようで最終更新日が3年前となっています。
TAKSI: Video capture/Screen capture for 3D graphics
Menasoft.com
このソフトはなんとプログラムソースが公開されていてしかも二次利用のしやすいライセンスとなっているのが有り難いです。
さらに、Taksiは皆さんもご存知のFrapsにインスパイアされたとのことでFrapsに近い事が出来るのもポイントとなっています。
但し、Frapsはもう一工夫かそれ以上されているように私は感じました。
で、このタクシーの録画処理を簡単に書くと次のようになります。

図の2つ目はアマレコ・ライト、3つ目はアマレココのデスクトップキャプチャとなっています。
今回アマレコ・ライトを製作していて分かった事は、DirectXのキャプチャはビデオメモリからシステムメモリへコピーする処理(図のキャプチャ部)がメチャクチャ遅いと言う事。これはDirectXのAPI(DX7::Blt、DX8::CopyRect、DX9::GetRenderTargetData)を使って行いましたがデスクトップキャプチャより遅くなる場合もあるくらいです。
なので、キャプチャの前にリサイズを行ったり、RGB16へ減色したりでキャプチャ処理を出来るだけ軽減し、何とかアマレココに対する差別化を図りました。
以上のような事情がありますので、リサイズを伴なう場合はアマレコ・ライトが完全に有利と言えますが、リサイズを行わない場合はアマレココのデスクトップキャプチャの方がベストだったりもします。このあたりはご使用のパソコンのGDI処理が早いかどうかにもよりますので難しいところですね。
途中からアマレコの話になってしまいましたが、キャプチャ処理に興味がありましたら、Taksiのソースはお勧めです。
アマレコライト質問★要望★不具合報告・コーナー
個人情報が含まれる場合やディープな内容の場合はメールでお願い致します。
メールアドレスはアマレコ・ライトの設定画面にあるAboutを参照して下さい。
【注意事項】
質問にレス(返信)が付いた場合は必ずその結果を報告して下さい。
結果報告は同じ問題を抱えている他の利用者にとって有益な情報となりますのでご協力をお願いいたします。
質問する前に取扱説明書を必ず見て下さい。
取扱説明書の場所はreadme.txtに記載されています。
同じ質問が無いか必ず検索して下さい。
検索サイトで検索すれば大抵の事がわかる時代です。このブログのコメント欄も検索サイトで検索すればでてきますのでうまく活用して下さい。
要望について
何をするための機能なのか、なぜその機能が必要なのか、具体的な使用例の3項目を必ず明記してください。
相手に必要性が伝わらないと始まりませんので上手くアピールして頂ければと思います。
質問、不具合報告の場合は
次の項目と初対面の相手に状況が良くわかるよう説明をお願い致します。
OS:
アマレコライトVer:
コーデック名とVer:
録画対象のゲーム名:
製作中のソフトの名前が決まりました。
AmaRec Lite for Game Capture
アマレコライトはDirectXを使ったゲーム専用の録画ソフトで、アマレココでは出来なかったフルスクリーンでの録画が出来ます。
他にも、GDI処理が遅いパソコンでもそれなりに録画できたり、ハードウエア(ビデオカードの機能)によるリサイズ処理などが可能となっています。
プログラムの方はほぼ出来上がったので、テストと調整が済み次第公開したいと思います。
もうしばらくお待ちください。
ウインドウモード、フルスクリーン共に録画できたもの
DX7:MUGEN
DX8:ファンタジーアースゼロ、マスターオブエピック、スカッとゴルフパンヤ
DX9:ストリートファイター4ベンチ、モンスターハンターフロンティアベンチ
グランドファンタジア
※アマレコライトはフリーウエアですがAMVコーデックが別途必要となります。
※AMVコーデック以外のコーデックを使って録画することも出来ます。