ビデオキャプチャ「MonsterX」をお持ちの方へ
MonsterXをお持ちの方はどんな感じになるのか教えていただけるとありがたいです。
一応把握している限りでは、ビデオキャプチャデバイスのオーディオピンから録音する事は難しそうだけど、サウンドカードから録音する形であれば簡単に対応できると思っています。
何分MonsterXを持っていないので情報をお待ちしております。
現状この手のビデオキャプチャを作るにあたりHDキャプチャのメジャーどころはMonsterXとIntensityだと思っていたのでどっちを購入するか悩んだ末、大幅な値下げがあってお得感がありHDYCも試せるIntensityを買ってしまったんです。
今となっては後の祭りですが、MonsterXを購入し製作していたらIntensityへは自然と対応できていたのかもしれません。
そんな背景が御座いますのでご協力のほど宜しくお願い致します。
情報はここのコメント欄かアマレコTVのreadme.txtにあるメールアドレスにいただければ幸いです。
アマレコTV 設定例
Intensity Proを例に説明します。
設定画面の「グラフ1(デバイス)」を次のように設定する。
(1)ビデオキャプチャデバイス:「Decklink Video Capture」を選択。
(2)ビデオフォーマット:「*w=1920, h=1080, fps=29.97, fcc=HDYC, bit=16」または「*w=1280, h= 720, fps=59.94, fcc=HDYC, bit=16」を選択。
(3)オーディオキャプチャデバイス:「Decklink Audio Capture」を選択。
(4)オーディオフォーマット:「*sample=48000, bit=16, ch= 2」を選択。
設定画面の「録画設定」を次のように設定する。
(5)フレームレート:60(60としておけば常にキャプチャデバイスのフレームレートで録画します。)
(6)ビデオ圧縮:「AMV2MT(高画質)」を選択し隣の「設定」ボタンを押す。
(7)AMV2MTの設定画面の「圧縮」で「Y2:YUY2標準可逆」を選択。
(8)AMV2MTの設定画面の「出力フォーマット」で「YUY2」のチェックを外す※。AMVコーデックの設定は完了。
(9)オーディオ圧縮:「Uncompress」を選択。
以上の設定で最も高画質な条件にて録画できます。また1080iの場合はプレビュー設定のカスタムフィルターから「デインターレース(1ライン目が先)」を選択すると見やすくなると思います。
※YUY2のチェックを外すとRGBで出力するように制限できます。
※IntensityのHDYCを録画した場合はRGBで出力すると正しい色に変換されます。
※HDYCをYUY2で出力する場合はデータの並びをYUY2にするだけで色は変換されません。
※Intensity以外でキャプチャデバイスの色空間がHDYCでないならAMVコーデックの出力フォーマットのYUY2をONにして下さい。
※また、HDYCの場合でも編集ソフト側で色変換を行う場合はAMVコーデックのYUY2をONにして、さらに編集ソフトの方もYUY2で読込むように設定して下さい。
低性能なパソコンで出来るだけ快適に録画するには
Intensity Proを例に説明します。
設定画面の「グラフ1(デバイス)」を次のように設定する。
(1)ビデオキャプチャデバイス:「Decklink Video Capture」を選択。
(2)ビデオフォーマット:「*w=1920, h=1080, fps=29.97, fcc=HDYC, bit=16」または「*w=1280, h= 720, fps=59.94, fcc=HDYC, bit=16」を選択。
(3)オーディオキャプチャデバイス:「Decklink Audio Capture」を選択。
(4)オーディオフォーマット:「*sample=48000, bit=16, ch= 2」を選択。
設定画面の「録画設定」を次のように設定する。
(5)フレームレート:30(ドロップフレームが発生するなら15や10に下げる)。
(6)ビデオ圧縮:「AMV3(高速)」を選択し隣の「設定」ボタンを押す。
(7)AMV3の設定画面の「圧縮」で「S3:標準」を選択。AMVコーデックの設定は完了。
(8)オーディオ圧縮:「Uncompress」を選択。
以上でCPUやHDDの性能が低くても快適に録画できると思います。
1080iでCPUの処理に余力がある場合はプレビューの設定のカスタムフィルターから「デインターレース(1ライン目が先)」を選択してみて下さい。余力が無い場合はハードウエアの方(HWデインターレース(1ライン目が先))を選択してみて下さい。
アマレコTV 使い方
インストーラーおよびレジストリの登録はありません。
解凍してできるAmaRecTV.exeを実行して下さい。
AMVビデオコーデックがインストールされていない場合は、先にAMVビデオコーデックをインストールして下さい。
アンインストール
アンインストーラーはありません。また、レジストリも利用していません。解凍したファイルを手動で削除して下さい。
プレビューと録画
はじめて起動するとキャプチャデバイスの選択画面が表示されますので次の設定を行ってください。
(1)ビデオキャプチャデバイスのリストから目的のデバイスを選択。
(2)ビデオ入力が複数ある場合は目的の入力を選択(入力リストが空なら選択しなくていい)。
(3)「入力」でチューナーを選択した場合はTVのコンボボックスからチャンネルを選択。
(4)フォーマットから目的の解像度を選択(fccはRGB、YUY2、UYVY、HDYCのものを選んで下さい。また、RGBの場合はbit24かbit32のものを選んで下さい)。
(5)音声も扱いたい場合は画面下側のオーディオキャプチャデバイスも選択します。音声が不要な場合は"使わない"を選択して設定完了です。
(6)音声を扱う場合は入力とフォーマットを選択(フォーマットは*sample=48000, bit=16, ch= 2を選択して下さい。)。
(7)設定画面右下の「OK」ボタンを押して設定完了。
これでプレビューが表示されれば成功です。続いてツールバーの「録画」ボタン(赤い三角)を押すと録画を開始します。録画が開始すると録画ボタンは四角い停止ボタンに変わるので30秒程度たったら停止。ビデオファイルの保存先フォルダが自動で開くので“amarec(xxxxxxxx-xxxx).avi”を再生して見てください。
以上が基本的な使い方です。もっと詳しい使い方は各設定画面の説明を見てください。
アマレコTV 公開
IntensityProなどのHDキャプチャのプレビューと録画の快適性を追及したパフォーマンス重視のビデオキャプチャです。
Intensity以外ではうまく動作しない場合もあるかと思いますがそのあたりはご了承ください。
【特徴】
(1)WDM (Windows Driver Model)に対応したキャプチャデバイスが利用可能。
(2)キャプチャとプレビューはDirectShow、録画処理はアマレコ側で行うことで録画中でもプレビューのパフォーマンスが落ちにくい。
(3)録画処理は既存のアマレコシリーズを継承、HDDの性能を最大限に引き出したドロップフレームの起こり難い録画環境を構築可能。一般的におこなわれているフレーム単位の録画処理(ファイルライタ)よりHDDのアクセス音が静かで1台のHDDに対し複数のアプリケーションがアクセスするような状況でも快適に録画できます。
(4)映像と音声のズレを自動的に補正しますので音ズレの少ない録画が可能。
(5)ドロップフレーム、音ズレ、HDDの書き込みレート、コーデックの処理時間など録画処理に関する詳細なステータスをリアルタイムで表示。最適な録画環境の構築をアシストします。さらに設定のレポートファイルをONにすることでステータスのロギングが可能。何分ごろにドロップフレームが起こったかなどを後から分析可能。またDirectShow同梱のユーティリティソフトGraphEditでアマレコTVのグラフを確認できますので、余計なフィルターが挿入されていないかなどを調べることが出来ます。
(6)映像と音声のプレビューは遅延が発生しにくいようにはじめから調整済み。
(7)自作のカスタムフィルターでデインターレースが可能。ビデオレンダラーによるハードウエア処理のデインターレースも可能。
(8)AMVコーデック以外はインストール不要、exeを実行するだけで全ての機能が使えます。カスタムフィルターもインストール不要。
(9)複数のキャプチャデバイスを簡単に切り替えることが出来るプリセット機能。
(10)マウスの左ダブルクリックやホイールに任意の機能を割りあえて可能。全ての機能に任意のホットキーを設定可能。
(11)起動オプションにより時間を指定した録画が可能。
(12)面倒なキャプチャデバイスの設定はリストから目的のものを選ぶだけで完了。キャプチャデバイスの仕様やDirectShowの専門知識が無くても簡単に扱えます。
(13)録画中にパソコンがフリーズしたとしても、破損ファイルの修復機能で修復可能。
【動作確認】
OS : WindowsXP Professional SP3
MB : M3N78-EM
CPU : AMD Phenom(tm) 8750 Triple-Core Processor 2.4GHz
MEMORY: DDR2-800 4GB(2GB*2)
HDD : WD10EADS-00M2B0 1TB, 5400rpm
1.Intensity Pro
VIDEO CAPTURE DEVICE: Decklink Video Capture
AUDIO CAPTURE DEVICE: Decklink Audio Capture
DRIVER VERSION : 3.2
動作 : 問題なし。
2.Quick TV(XPERT LTV7131QTV)
VIDEO CAPTURE DEVICE: Philips Cap713x Video Capture
AUDIO CAPTURE DEVICE: Realtek HD Audio Input (ライン音量)
DRIVER VERSION : 不明(2.4.0.4)
動作 : 問題なし。
3.PLANEX CM-YK30SB PC USB CAMERA
VIDEO CAPTURE DEVICE: PLANEX CM-YK30SB PC USB CAMERA
AUDIO CAPTURE DEVICE: 使わない
DRIVER VERSION : 2.48.0.1
動作 : 最初は動作する。5分ほど使っているとデバイスが停止してしまう。
デバイスが停止するとUSBコネクタを抜き差ししないと復活しない。
常時プレビューやキャプチャのフレームレートが異常に高い。
GraphEditでは正常なためアマレコTVの問題と思われます。
※IntensityでコンポーネントD3(1920*1080,29.97fps,HDYC)を6時間録画してドロップフレームなし、映像と音声のタイミング補正も一切起こらずに録画できました。使用コーデックはAMV2MTのY4高圧縮、音声は未圧縮、6時間52分で372GB
※Quick TVはコンポジット入力(320*240,29.97fps,UYVY)で1時間録画するとドロップフレームは起こりませんが、5~9フレーム(約166~300ms)分音が進む(映像が遅れる)。
動作報告などありましたらこちらのコメント欄に頂けると助かります。
ダウンロードはホームページから
アマレコTV コマンドリスト
全てのコマンドに任意のホットキーを設定できます。また、マウスのダブルクリックやホイールにも全てのコマンドのなかから任意のものを割り当てる事が出来ます。メニューには無いコマンド(*記号がついています)もありますので一通り目を通しておくと意外と役立つかもしれません。
マウス操作
左ボタンをダブルクリック :フルスクリーン
右ボタンを押しながら左ダブルクリック:フレーム無しウインドウ
ホイールを回す :チャンネル・入力切替
右ボタンを押しながらホイールを回す :ボリューム
グラフ (Shift + F1)
設定画面のグラフ(デバイス)、グラフ(プレビュー)を元にグラフを実行します。
プリセット [1-12] (F1 - F12)
設定画面のプリセットを元にグラフを実行します。
入力 [1-5] (Insert, Home, PageUp, End, PageDown)
ビデオコンポジット入力やS端子入力、チューナー等を切り替えます。
チャンネル [1-12] (Num1 - Num9, Num/, Num*, Num-)
チャンネルリストで指定したチャンネルに切り替えます。
また、入力をチューナーに切り替えます。
*チャンネル切替 [アップ、ダウン] (無し)
チャンネルリストの順で切り換えます。
チャンネルリストの12の次は1になります(入力を含めずにループします)。
*入力切替 [アップ、ダウン] (無し)
コンポジット、S端子、チューナーなどの間で順に切り替えます。
*チャンネル・入力切替 [アップ、ダウン] (Num0, Num.)
チャンネルリストと入力の間で順に切り替えます。
チャンネルリストの12の次はコンポジットまたはS端子になります。
アスペクト [指定しない、ウインドウに合わせる、4:3、16:9、指定値] (1 - 5)
設定画面のグラフ(プレビュー)を参照して下さい。
*アスペクト切替 (Tab)
アスペクトを順に切り替えます。
アンダースキャン (Q)
設定画面のグラフ(プレビュー)を参照して下さい。
オーバースキャン (W)
設定画面のグラフ(プレビュー)を参照して下さい。
ミュート (M)
オーディオのプレビューを停止します。録画には影響ありません。
もう一度実行すると再生するようになります。
ボリューム [アップ、ダウン] (,と.)
オーディオのプレビューのボリュームを調整します。
6が標準で8が最大となります。録画には影響ありません。
高度な設定でアマレコ・オーディオレンダラーを選んだ場合のみ機能します。
標準のウインドウ (Shift + Enter)
ツールバーやステータスバーのある標準のウインドウ表示になります。
フレーム無しウインドウ (Ctrl + Enter)
真っ黒なウインドウにキャプチャ画像のみのシンプルな表示になります。
フルスクリーン (Alt + Enter)
画面いっぱいにキャプチャ画像を表示します。
ウインドウサイズ [50%、100%、200%] (\, Enter, BS)
キャプチャした画像に対し指定した大きさになる様ウインドウサイズを調整します。
録画開始 (Z)
録画処理を開始します。もう一度実行すると停止します。
録画停止 (X)
録画処理中である場合は録画を停止します。
録画中で無い場合は何もしません。
スクリーンショット (S)
キャプチャした画像を静止画としてファイルに保存します。
グラフが実行中でないと使えません。
設定画面 (C)
アマレコTVの設定画面を表示します。
ヘルプ (H)
オンラインヘルプを表示します。
インターネットに接続されていないと表示されません。
常に手前に表示 (T)
アマレコTVのウインドウが他のウインドウの下に隠れないようにします。
保存先のフォルダを開く (Space)
ビデオファイルの保存先フォルダを表示します。
アプリケーションの終了 (Esc)
アマレコTVを終了します。
アマレコTV質問★要望★不具合報告・コーナー
個人情報が含まれる場合やディープな内容の場合はメールでお願い致します。
メールアドレスはアマレコTVの設定画面のAboutを参照して下さい。
【注意事項】
質問にレス(返信)が付いた場合は必ずその結果を報告して下さい。
結果報告は同じ問題を抱えている他の利用者にとって有益な情報となりますのでご協力をお願いいたします。
質問する前に取扱説明書を必ず見て下さい。
取扱説明書の場所はreadme.txtに記載されています。
同じ質問が無いか必ず検索して下さい。
検索サイトで検索すれば大抵の事がわかる時代です。このブログのコメント欄も検索サイトで検索すればでてきますのでうまく活用して下さい。
アマレコTVがうまく動作するかどうかはビデオキャプチャカードに大きく依存します。
うまくいかない場合は必ずアマレコTVのヘルプにある「動作確認の仕方」をみて、ビデオキャプチャカードが正常に動作しているかどうかを確認してください。
ビデオキャプチャカードが正常に動作しているかどうか不明な問い合わせについてはお答えできません。
動作報告をしていただける場合は
動作確認の結果うまく動作する場合は簡単な報告で結構ですが、うまく動作しない場合は原因を特定してから報告するようお願い致します。
原因を特定できない場合は動作報告ではなく質問の形を取って下さい。
要望について
何をするための機能なのか、なぜその機能が必要なのか、具体的な使用例の3項目を必ず明記してください。
相手に必要性が伝わらないと始まりませんので上手くアピールして頂ければと思います。
質問、不具合報告、動作報告の場合は
右クリックして表示されるメニューから「設定をクリップボードにコピー」を実行して設定情報も合わせてご連絡下さい。

APP / OS = AmaRecTV Ver 1.15 / Windows 2000 / graph(0)
Device = krkr Benchi
Format = *w= 640, h= 480, fps=29.97, fcc=YUY2, bit=16
Crossbar = Composite /
Tuner / CLK = / 1
AudioDevice = Vinyl AC'97 Audio (WAVE)
AudioInput = ライン入力
AudioFormat = *sample=48000, bit=16, ch= 2
Last Code = 0:
Last HRESULT=00000000:この操作を正しく終了しました。
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アマレコTV質問★要望★不具合報告・コーナー その2
アマレコTV 高度な設定

Nullフレームを使う
録画処理で同じフレームを挿入する場合にNullフレームを使います。大抵のアプリケーションはNullフレームに対応していますので通常はNullフレームを使って下さい。
特殊なビデオ編集ソフトなどでNullフレームに対応していない場合はNullフレームを使わないようにして下さい。対応していないソフトでNullフレームにアクセスすると画像が乱れたりエラーが発生します。
Nullフレームを使わないようにすれば他のソフトとの互換性は上がりますが、Nullフレームを使った方が録画処理は安定しますので、互換性と録画の安定性のどちらをとるかという事になります。
オーディオプレビューの遅延対策にアロケータを使う
遅延を軽減できますのでコノ部分でエラーが出るなどの不具合が無い限りONにして下さい。
GraphEditに登録する
DirectShow付属のユーティリティソフトでアマレコTVのグラフを確認できます。
DirectShowの心得がある人はコノ機能を使って余計なフィルターが挿入されていないか確認しながらアマレコTVの設定を最適化してみて下さい。
メニューに表示するプリセットの数
メイン画面で右クリックして表示されるメニューに表示するプリセットの数を設定します。
残りのプリセットはサブメニューの方に表示されます。
プリセットはツールバーでも選べますので、メニューの方には不要な場合は0に設定すると良いでしょう。
フルスクリーンや、フレーム無しを中心に扱う場合はツールバーが無いのでメニューのプリセット数を調整してみて下さい。
ウインドウサイズ
50%、100%、200%を任意の値に変更する事が出来ます。75%とかが好きな場合は、50%の部分を書き換えてみて下さい。
プライオリティ
アマレコTVの優先順位を設定します。
オーディオレンダラー・フィルター
オーディオのプレビューに使うレンダラーフィルターの設定です。
アマレコ・オーディオレンダラー
自作のオーディオレンダラーです。下の標準レンダラーより遅延し難くなっている代わりに音質が若干低下する可能性があります(録画、録音には影響ありません)。
また、ボリュームの変更や再生デバイスの指定が出来ます。
標準レンダラー(DirectSound)
DirectShow標準のオーディオレンダラーを使います。
遅延が発生する度に修正されることなくドンドン遅延していきます(遅延が累積する)。
また、ボリュームの変更やデバイスの指定が出来ません。
アマレコ・オーディオレンダラーではどうしても音質が悪いとかフォーマットが対応していないなどの場合にコチラを使ってみて下さい。
標準レンダラー(waveOut)
DirectShow標準のオーディオレンダラーのwaveOut版です。
おそらくDirectSound版と同じような結果になると思います。
再生デバイス
アマレコ・オーディオレンダラーで使うオーディオデバイスを選択します。
バッファサイズ
アロケーターのバッファサイズを設定します。
バッファが少ないほど遅延を軽減できますが少なすぎるとノイズが発生します。
バッファサイズの設定はアマレコのレンダラーとDirectShowのレンダラーの両方で利用されます。
設定範囲:30 - 50
初期値 :40
バッファ数
アマレコのオーディオレンダラーで使うアロケーターの数を設定します。
バッファの数が少ないほど遅延の累積を軽減できますが、ノイズが発生しやすくなります。
設定範囲:3 - 5
初期値 :4
例 バッファサイズ:40ms
バッファ数 :4個
の場合は、40×4=160msとなり最大で約160msの遅延が発生します。
それ以上遅延すると、音声データを破棄しますので遅れることはありません。
※バッファサイズは必ず発生する基本的な遅延時間をコントロールします。
バッファ数は遅延が累積した場合の許容範囲をコントロールします。
音声の遅延と音質はトレードオフですので上手く調整してみて下さい。
アマレコTV 全般

ファイル設定・保存先
ビデオファイルやスクリーンショットの保存先フォルダを設定します。右隣の「選択」ボタンを押してリストから選ぶ事も出来ます。なるべく高速なHDD(購入した時期が新しいHDD)に保存するようにして下さい。
ファイル設定・ファイル名
ビデオファイルやスクリーンショットのファイル名を設定します。実際はこのファイル名に日付と時間が付きます。
その他・ツールチップ
メイン画面のツールバーと設定画面の各項目にマウスカーソルを合わせたときにヒントを表示します。
その他・メニューにホットキーを表示する
メイン画面で右クリックしたときに表示されるメニューにホットキーも表示します。
その他・効果音
録画開始や停止、およびスクリーンショットの際に効果音を鳴らします。
その他・最小化中は自動でミュートする
メイン画面を最小化した場合に音声の再生を止めます。録画への影響はありません。
また、最小化中はプレビュー処理も停止してパソコンへの負荷を軽減します。
※カスタム・フィルターが無効の時は表示はされなくてもプレビュー処理が行われますので負荷は下がりません。
その他・エアロを無効にする
アマレコTVではプレビューにオーバーレイスクリーンを使う事を前提としています。Windows7でエアロが有効だとオーバーレイスクリーンが利用できないため基本的にはエアロを無効にした状態でご利用下さい。
オーバーレイが使えないとデインターレース処理が機能しなかったり、色の再現性が低下する場合があります。
ランゲージ
日本語表記か英語表記を選択します。
マウス操作
マウスの左ボタンをダブルクリックしたり、ホイールを回した際に実行するコマンドを設定します。
各操作はマウスの右ボタンを押しながら行う事で別のコマンドを実行する事が出来ます。
窓の杜大賞発表
話は変わりまして、窓の杜さんにて開催されていた「2009年窓の杜大賞」にてファンタジーリモートがノミネートされ、なんと編集部賞を頂く事ができました。
投票して下さった皆様ありがとう御座います。そして、1年間記事を書いてくださりました窓の杜の皆様ありがとう御座いました。
2009年窓の杜さんで掲載された記事リスト
1月22日ファンタジーリモート Ver1.00
2月19日【特集】デスクトップPCとの連携でネットブックをフル活用! 前編
3月23日ファンタジーリモート Ver1.01
7月10日アマレコ・ライト Ver1.00
9月11日アマレココ Ver3.10
10月22日Proxy Codec64 Ver1.00
2010年はアマレコTVで頑張ろう!
アマレコTV 録画中のステータス表示

左
録画時間とファイルサイズが表示されます。
真中・View
プレビューのサイズとフレームレートの実測値を表示します。
真中・Cap
ビデオキャプチャのフレームレート(実測値)と録画開始からのキャプチャ要因に関するドロップフレーム数。
右・Drop
すべてのドロップフレームの合計を表示します。
ドロップフレームが起こる要因は次の3つです。
(1)ビデオキャプチャ処理(真中・Capに表示されます)
(2)録画処理(ビデオコーデックによる圧縮処理が間に合わない、HDDへの書き込みが間に合わない)
(3)音声と映像のタイミングをあわせるための意図的なドロップフレーム((-)に表示されます)
右・Drop・(+)
音声と映像のタイミングを合わせる為に挿入したフレームの数。
アマレコTVでは音声と映像にズレを検出した場合に同じ映像を挿入して音ズレを軽減します。
右・Drop・(-)
音声と映像のタイミングを合わせる為に削除したフレームの数。
アマレコTVでは音声と映像にズレを検出した場合に意図的にドロップフレームを発生させて音ズレを軽減します。
右・HDD
1秒間にHDDへ書き込むデータ量とバッファの空き具合を表示します。
HDDへの書き込み量はビデオコーデックの圧縮効果を上げる事で軽減する事が出来ます。
バッファの空き具合は完全に空いている状態を100%とし、HDDへの書き込みが間に合わないと徐々に数値が減っていきます。0%付近になると大量のドロップフレームが発生するので録画設定(主にビデオコーデックとフレームレート)を調整して下さい。
右・CPU
ビデオコーデックによる圧縮処理でどの程度CPUを使うかの目安を表示します。
タスクマネージャなどの実測値とは異なり、要求された処理を実行するのに必用なCPU処理能力を示すもので、処理が間に合わない状況では100%以上の数値にもなります。
また、CPUが複数ある場合は実際に利用したCPUの数から割合を算出します。タスクマネージャの様に使っていないCPUを含めた割合ではないので注意して下さい。
例えば1CPUで処理した場合に150%と表示される場合はコーデックの設定を高速なものに変えるか、最低でも2CPUを使いマルチスレッド処理する必要があります。
右・Enc
ビデオコーデックが1フレームを処理するのにかかる平均時間を表示します。
こちらは実測値を表示しています。