アマレコTVのライブ機能で右端が緑になる
カラーフォーマットがYUY2、且つ、横サイズが32画素で割り切れない場合に、あまりの部分が変色(主に緑)します。
720*480、YUY2の場合だと720が32で割り切れないので、端数となる右端16画素が変色します。
なお、カラーフォーマットがUYVYやHDYCの場合は大丈夫です。
次のバージョンで修正しますがそれまではUYVYで代用するか、右端をクロップするなどで対応して頂けますでしょうか。
Flash Media Live Encoder3とアマレコTVのライブ機能
Adobe社のFlash Media Live Encoder3でアマレコTVのライブ機能を使うと画像が表示されなくなる事がある(頻度は不明)との報告を以前頂いたので試してみましたが、私の方では特に不信な挙動は見られませんでした。
また、クロップやリサイズもFlash Media Live Encoder3で出来るので、D1など低解像度キャプチャの場合はアマレコTVで調整せずに、Flash Media Live Encoder3側で調整する事で自由自在な配信ができるようですね。
Flash Media Live Encoder3側で唯一できないのはデインターレースでしょうか。
この辺はVIDEOINFOHEADER2でないとダメなのかな。
Windows Media Encoderのプレビューがカクつく(フレームレートが安定しない)
一般的にDirectShowベースのプレビュー(Previewピンの処理)と言うのは優先順位が低くオマケ程度の動作ですので、もともとエンコード中のWindows Media Encoderのプレビューは不安定です。
プレビューは不安定ですがエンコード処理(配信処理)はパソコンの性能が十分であれば正常に処理されていますので、確認するならWindows Media Encoderのプレビューではなく配信先のパソコンに表示される画像で判断しないとダメですね。
オーディオ・アロケータ
DirectShowの初期値では500ms(0.5秒)となっていますので、そのまま使うと音声は0.5秒遅れて再生される事になり、これだと映像も音声のタイミングと合わせて表示した場合に映像まで0.5秒遅れてしまいます。
0.5秒の遅延ではさすがに厳しいので、アマレコTVではアロケータを40ms(0.04秒)に設定して使うようになっています(高度な設定でアロケータサイズは変更可能)が、ビデオキャプチャカードに搭載されているオーディオキャプチャデバイスのなかにはこのアロケータサイズが固定になっていて変更できないものがあります。
I-O DATAのGV-MVP/RX3はアロケータサイズが大き目(実機を所有していない為、500msかは不明)に固定されているようでパフォーマンス重視に調整しているアマレコTVとは非常に相性が悪いです。
また、アマレコTVに限らずGV-MVP/RX3は遅延が大きくてゲームのキャプチャには向かないと言う人もいます。
映像の遅延が大きすぎてゲームには向かないとか、遅延は改善できたけど音声がズレると言う方は、GV-MVP/RX3のオーディオキャプチャデバイスが原因の一つと思われますので、GV-MVP/RX3のオーディオキャプチャは使わずにオンボードやサウンドカードの音声入力を使うと改善されるかもしれません。