AmaRec Core Audio Capture DS ベータ版

インストールするとオーディオキャプチャデバイスで”AmaRec Core Audio Capture”が選択できるようになるので、選択します。
入力欄はキャプチャする再生デバイスを選択します。”(Auto)”を選択すると規定の再生デバイスをキャプチャします。
フォーマット欄は"*sample=48000, bit=16, ch= 2"のみです。
以上で利用可能です。
次のようなエラーが出る場合はパソコン側の設定が必要です。「はい」ボタンを押して設定画面を表示します。

目的の再生デバイスのプロパティを表示します。

プロパティの詳細タブでフォーマットを"DVDの音質(2チャンネル、16ビット、48000Hz)"にしてOK。

PC内部の音だけをキャプチャしてもあまり意味が無いので、基本的にはライブ機能のマイクミックスの方でAmaRec Core Audio Captureを指定して、ビデオキャプチャーの音とPC内部の音をミキシングすると言った使い方になります。

最終的にはビデオキャプチャの音、マイクの音、PCの音の3系統をミックスできるようにしようかなと思っています。
アマレコTV Core Audio Capture DS Ver1.00 ベータ版
http://amamaman.hp.infoseek.co.jp/download/amarectv_cacds100.zip
※ 現在ベータ版です。問題が生じても自分で対処できる方のみご利用下さい。
※ Windows2000/XPでは利用できません。
ライブ機能用フィルター Ver1.01a ベータ版
アマレコTV ライブ機能用フィルター Ver1.01a ベータ版
http://amamaman.hp.infoseek.co.jp/download/live101a.lzh
現在ベータ版です。問題が生じても自分で対処できる方のみご利用下さい。
インストーラーは同梱されていません。アマレコTV Ver1.11またはVer1.12のライブ機能をインストールしてから
インストール先のフィルターファイルを差し替えてください。
不具合報告はコメント欄にお願いします。
アマレコTVの音のお話
(1) プレビューの音がズレる(遅れる)。
(2) プレビューの音にノイズが入る(プチプチ鳴る)。
(3) 録画したビデオファイルの音質が悪い(水の中に居る感じ、音が大きくなったり、小さくなったり、プチプチ、ジーーーー、ブーーーーとか色々)。
3に関しては主に次の事が原因です。
(a) ゲーム機など根源の質が悪い。
(b) ゲーム機とキャプチャカードの接続に使っているケーブルの質が悪い。
(c) 分配器や変換機を間に挟むならそれらの質が悪い。
(d) キャプチャカードの質が悪い。
(e) PC自体の質が悪い(電源などのハードウエア、BIOSやOSの設定)。
(f) 再生に使っているプレイヤー(DirectShowフィルター)の質が悪い。
(g) アマレコTVのアロケーターの設定をいじっているならその部分の不備。
gのケースを除いて3に関してはアマレコTVが原因となる事は無いでしょう。ビデオキャプチャソフトは受け取ったデータをそのまま加工せずにファイルへ保存しますので、そこで音質が変わることは考えられません。
なお、USB接続のキャプチャデバイスの場合はPC本体裏のマザーボード直付けのUSBポートに接続したり、接続するUSBポートを変えたりすると改善される場合があるみたいなので、延長ケーブルとか使っている人は試してみるといいと思います。
続いて1と2ですが原因は次の2つです。
(a) 処理が間に合っていない。
(b) 録音デバイスの動作クロックと再生デバイスの動作クロックが異なる。
基本的に10秒かけて録音した音データは、10秒かけて再生する必要があります。処理が遅れたからと言って急いで9秒で再生するなどはできません。そのため、ほんの僅かでも処理が遅れるとその遅れは蓄積されていきます。また、bの様に録音と再生に使うデバイスが異なると録音時の10秒と再生時の10秒に僅かな違いが出る可能性があります。
これらは全てのPCにおいて音ズレする可能性があることを示していますが、通常は僅かなズレですので問題となる事は無いでしょう。しかし、一部の人のところでは無視できない問題となっているようです。
そしてプレビューのノイズですが、これはデータの断片化によるものです。主に、データをカットした繋ぎ目や、データ中に無音を追加した個所で断片化が生じます。 1時間の内に数箇所程度断片化が生じたとしても普通の人は気がつかないと思いますが、1秒間に1回など頻繁に断片化が生じると「(プチプチ)ノイズがのる」といった印象になるかと思います。
アマレコTV(アマレコ・オーディオ・レンダラー)では音ズレが一定量を超えた場合にカットするためそこで断片化が生じます。また、bの場合において再生側が早い場合も定期的に無音状態が生じ断片化します。
このようにプレビューにおけるプチプチノイズの原因の殆どは「音ズレ」です。音ズレをどうにかしようとするとプチプチノイズになり、音ズレをそのままにしておくとノイズはなくなる代わりに遅延すると言った関係です。
最後にプレビューの音ズレに関する改善策です。
(a) オーバークロックしている。 → 定格に戻す。
(b) PCI、PCI-Eバスのクロック設定が間違っている。 → ちゃんと設定する。
(c) BIOSやOSの省電力設定を利用している。 → 省電力設定をやめる(無効にする)。
(d) マザーボードのユーティリティで動作クロックが動的に切り替わる。 → クロックを固定にする。
(e) 録音デバイスと、再生デバイスが異なる。 → ひとつのサウンドカードで録音、再生を行う(ビデオキャプチャカードのオーディオ入力は使わない)。
基本的には時間管理に関係する部分に問題があるのでそのあたりをチェックしましょう。
【まとめ】
(1) 録画したものに問題があるならキャプチャソフトが原因である可能性は低い。主にハードウエアを調べること。また、録画が正常に出来ない状態でプレビューの音質をどうこう言うべきではない。
(2) 録画は正常でプレビュー音に問題があるなら原因は音ズレ。
(3) プレビューにおいて「音ズレ」と「プチプチノイズ」には密接な関係がある。
(4) 慢性的な音ズレを抱えている人は主に時間管理(クロック)に影響する部分を調べて根本的な原因を正さない限り改善はしない。
(5) レンダラーの変更は遅延とノイズのどちらを妥協するかの選択でしかない。
(a) 遅延を許容し、音質を重視するなら「標準レンダラー」を使う。
(b) 音質は妥協し、遅延を防ぎたいなら「アマレコ・オーディオ・レンダラー」を使う。
(6) 標準レンダラーを選択した場合は数分程度では遅延している事が分からない場合がある。一見改善されたように感じるが、ぬか喜びの可能性がある。
(7) 音ズレの生じない正常なケースでは「アマレコ・オーディオ・レンダラー」を使う。