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アマレコTV Live アマミキ! Ver2.31 公開

アマレコTV Live アマミキ! Ver2.31を公開しました。オンラインヘルプも更新

15日にブログで先行公開した版からライブ機能のインストーラーがCore Audio Dll Ver2.30aを加えたlive_setup231a.exeに差し替えてあります。アマレコTVのバージョンは同じですが再度ダウンロードしてライブ機能をインストールしてください。

また、オンラインヘルプも合わせて更新してあります。
ライブ機能を全面改訂(XSplitを中心に説明)
・動作確認の仕方によくある原因を追加
・アマミキ!にHDMIの音をスピーカーから出すにはを追加
音声設定(ノイズ対策)を追加
FAQ(録画に関すること)を追加
FAQ(Vistaについて)を追加



Core Audio Dll Ver2.30a ベータ版

アマステ(AmaRec Stereo Mixer)で使うAmaRecTV Live アマミキ! Ver2.31用 ライブラリファイルです。
アマステでHDMIオーディオデバイスから録音する場合にHDMIケーブルの抜き差しに対応しました。

PCを使っている最中にあまりHDMIケーブルを抜き差ししないと思いますが、PCとモニター(やテレビ)の間にセレクターや分配器といった機器を挟むと、入力切替、テレビのOn/Offの度にHDMIケーブルの抜き差しと同じ振る舞いをする製品があります。
今までは1入力2出力のスプリッターや多入力2出力のAVアンプを使っていてそれらはHDMIの抜き差しといった挙動をしなかったのですが、今回4入力2出力のマトリックス型分配器を使ってみたところ状態変化の度にケーブルの抜き差しと同じ挙動になりエラーメッセージ(AUDCLNT_E_UNSUPPORTED_FORMAT)が表示されてしまうため、そういった状況に対応しました。
THD42MSP.png


■使い方
アマレコTV Ver2.31のライブ機能のインストール先にあるファイルCoreAudio230.dllを差し替えてください。

※ 現在はベータ版です多少の問題は自力で対処できる方のみご利用下さい。


バージョン確認はアマステのプロパティでできます。
アマステバージョン確認


■ダウンロード
ダウンロード


プラグイン「AmaRec Audio Capture Ver1.15 専用アマミキ!同梱版」 公開

アマレココ、アマレコ・ライト用のプラグイン「AmaRec Audio Capture Ver1.15」に専用のアマミキ! Ver1.01aを同梱しました(プラグイン自体は以前と同じ)。

アマミキ!Ver1.03からライブ機能の通信方式が変わったため同プラグインを利用できません。
そこでプラグイン専用のアマミキ!を同梱しました。

アマミキ! Ver1.01aはインストールされているライブ機能のバージョンが合わなくてもプラグインとの間で使えるようになっていますので、最新のライブ機能をインストールしても使えます。


ライブ機能通信バージョン(Mapバージョン)
 アマミキ!
Ver1.01
Ver1.01a
アマミキ!
Ver1.03
Ver1.04
プラグイン
Ver1.15
Mapバージョン1.152.301.15


ホームページよりダウンロードしてください。


アマレコTV Live アマミキ! Ver2.31 先行公開

ライブ機能の不具合修正とアマステがボリューム変更に対応したなどです。Ver2.30はなかったことにして、このバージョンを一般公開する予定です。

【更新内容】
アマレコTV Live Ver2.31更新内容(Ver2.30からの変更点のみ)
・アマレコTVの実行ファイル(AmaRecTV.exe)を複製してそれぞれ異なる設定で利用できるようになりました
233ini.png
・フレームレートチェックを録画またはライブ機能の開始時(リンク開始時)に行うように変えました
・モノステの初期値をONに変更(この部分の設定は初期化されます。再設定してください)
・ライブ機能のフレームレートが合わないときは映像表示直後のfps部を赤で点滅表示するようにしました
262fps.png
・ライブ機能をffmpegで使った際の音ズレに対応しました
・Ver2.30のライブ機能でプログレッシブ画像の場合に同じ画像が2枚ずつ表示される(実質フレームレートが半分の映像になってしまう)場合がある不具合を修正しました


アマミキ! Ver1.04更新内容(Ver1.03からの変更点のみ)
・メイン画面でアマステのボリュームを変更できるようになりました
・コマンドラインオプションに-nolive、-line:[ライン番号]を追加(Ver1.03から追加されていたけど書き忘れました)


■ffmpegについて
Ver2.31のライブ機能ではffmpeg側でフレームレートを指定(-r 30000/1001など)しなくても適切な値で動作します。音ズレもしないと思います。



■ダウンロード
ダウンロード



1080 60p対応HDキャプチャカード「SC-512N1-L/DVI」使ってみました

マイコンソフト様よりSC-512N1-L/DVI(以下SC512)のサンプル版をお借りしたのでさっそく使ってみました。

 マイコンソフトの記事
 4Gamerの記事 
と合わせて見てください。


■変更点
現行のSC500N1/DVIからの主な変更点は次の通りです。
(1) 1080 60p対応
(2) S端子、コンポジットに対応
(3) スルー出力対応
(4) ソフトウエア強化(Video Keeper Ver2、CPUのエンコード支援機能「Intel Quick Sync Video」対応)
(5) PCIEx1 Gen2.0対応

今回送って頂いたサンプル版ではソフトウエアがドライバーのみなので(4)については不明です。
また、ドライバーもサンプル版のため製品時と異なる可能性が高いです。今回対応できなかった部分も製品版では対応されている可能性もありますので最終的にはマイコンソフトの公式情報で確認して下さい。


今回送られてきたモノ。この他にドライバーが入ったディスクがありました。
SC512写真
※ 写真はサンプル品のため製品に含まれる付属品と異なります。

基盤には入力用の端子と、出力用の端子があり、すべての入力に対し同じ規格のスルー出力ができるとのことです。付属するケーブルも入力用と出力用それぞれ同じものが付属するようです。真ん中はS端子とコンポジット両用。右はコンポーネント用です。
HDMI端子はありませんがDVI-HDMI変換アダプタを使うことでHDMIも扱えます(アダプタはサンプル版には含まれていませんでした)。


■増設
今回使ったマザーボード「ASRook H77 Pro4-M」の仕様です。
101マザーボード

ちなみにPCIE Gen(ジェネレーション)1.0の帯域は250MB/s、Gen2.0は500MB/sです。
1080 60pをYUY2の無圧縮でキャプチャする場合に必要な最低帯域は
1920x1080x2x60=約248MB/s
となりますので、理論上Gen1.0では帯域が足りず倍率を4倍にする必要がありましたが、Gen2.0なら倍率1倍でも帯域は足りるようです。
SC512の場合はPCIEのジェネレーションだけGen2.0に対応しているかどうか気をつけましょう。


スロット形状x1 動作モード(倍率)x1 Gen2.0のスロットへ増設しました(上図写真の黄丸)。
SC512写真102
4Gemerさんの記事によると出力側の小さい基盤は取り外すことができて、PCIEカード1枚分のスペースでも使えるようです。

PCの背面
SC512写真103



■1080 60p
PlayStation3(以下PS3)をコンポーネントケーブルで接続して1080 60pのキャプチャをしてみます。

まず、アマレコTVのフォーマットで「w=1920, h=1080, fps=59.94, fcc=YUY2, bit=16」を選択します。
201アマレコフォーマット


デバイス設定ボタンを押してキャプチャカードのプロパティから「3/COMPONENT」を選択します。そしてアマレコTVのプレビューを開始します。
202キャプチャ設定


PS3の電源ボタンをピッと音がするまで長押しします。PS3の画面出力フォーマットが初期化されるのでSC512の仕様に合わせて設定していきます。
203PS設定1


出力端子で「コンポーネント/D端子」を選択します。
203PS設定2


解像度の設定です。今回は1080 60pで使いたいので「1080p」のチェックボックスをONにします。(1080p以外が使われてしまうことが無いよう、念のため720pや1080iのチェックボックスはOFFにしておきます)
203PS設定3


アマレコTVの画面いっぱいに表示されればSP3本体の設定は完了です。次にゲームの設定(確認)をします。
203PS設定4


PS3のゲームを起動してゲーム側の設定も1080 60pになっているか確認します。(写真はGRAN TURISMO5の場合です。ゲームによっては解像度の設定が無い事があります。)
204ゲーム設定
このときアマレコTVのステータスバーに”Cap[59.94fps 0Drop]”と表示されていれば大成功です。

※ PS3のゲームの殆どは720p専用です。その場合1080pで表示できないかPS3のスケーラーにより1080pへ引き伸ばされた表示となります。それらは720pでキャプチャする方が賢明ですので気をつけましょう(一般的にスケーラを通さず720pでキャプチャしたほうが高画質となります)。また、1080pに対応しているゲームでも処理落ちなどの弊害が起こるケースもあるようなので現状1080pを使うメリットはものすごく限られているように思います。今後のゲームに期待しましょう。


■スルー出力
左はアマレコTVのプレビュー、右のモニターにはSC512のスルー出力(コンポーネント)を接続して表示しています。
205スルー出力


アマレコTV(キャプチャソフト)を終了してもスルー出力はされるようです。
206アマレコ終了


さすがにPCの電源を落とすとスルー出力も停止します。
207PC終了
PCの起動中でもスルー出力されているので通電さえされていれば利用できるようです。(今回はアナログ系の端子のみ使用したためHDMIなどデジタル系の端子は不明です。)


■ファミコンとコンポジット
ファミコンをコンポジットで接続しSC512のプロパティで「6/COMPOSITE」を選択します。
301ファミコン
240p(720x240 59.94)に設定しましたが、プログレッシブでキャプチャはされず480i(インターリーブ)でキャプチャされるようです。写真ではゲーム画面の上半分しかプレビューに映っていません。


480iに設定してキャプチャ
301ファミコン2
480i(720x480 29.27)に設定すれば正常にキャプチャされますがインターリーブだと240pと比べ17msほど余計に遅延するため残念です。


そこでSC512のコンポーネント用ケーブルの緑端子ににファミコンのコンポジットを接続し、SC512のプロパティで「3/COMPONENT」を選択すると・・・
301ファミコン3



モノクロ(輝度信号のみ)ではありますが240pでキャプチャできるようになります。
301ファミコン4

このあたりはコンポジットのまま240pでキャプチャできるようになって欲しいです。


■スーパーファミコンとS端子
スーパーファミコンをS端子で接続し、SC512のプロパティで「7/S-VIDEO」を選択します。

302スーファミ
こちらも240p(720x240 59.94)に設定しましたがファミコンのコンポジットと同様480i(インターリーブ)でキャプチャされてしまいます。
右のモニターにはS端子がないのでコンポーネントケーブルをつないだままです(S端子のうち輝度信号のみスルー出力されているようです)。
コンポジットと同様240pでキャプチャできるようになって欲しいです。


■PS1とコンポーネント
PS2の本体でPS1のゲームを実行。コンポーネントで接続しました。

303PS1.png
こちらはSC500と同様240p(720x240 59.94)でキャプチャでき完璧です。


■まとめ
最初アマレコTVのプレビューを開始すると「接続に必要な中間フィルターが~」と出て使えませんでしたが、SC500付属のキャプチャソフト「VideoKeeper」で映像を写してからはアマレコTVも使えるようになりました。そのほかは特にトラブルもなくSC500と同じ感覚で利用できました。スルー出力もすんなり使え、キャプチャソフトが起動していなくてもスルー出力が使える点は予想外によかったです。


■気になった点
・コンポジットとS端子の場合擬似NTSCでも240pでキャプチャできず480iになってしまう。
プログレッシブで1フレームずつ流してくれたほうがプレビューの遅延を減らせるので好ましいです。

・信号が無い時(ゲーム機の電源OFFなど)10fps程度の映像がキャプチャソフトへ流れてくる。
できればフォーマットで指定したフレームレートで流してほしいです。

・クロスバーが実装されていないので、入力端子を切り替えるのにキャプチャカードのプロパティを設定しなければならない。
クロスバーでなくてもVideoKeeperでは入力端子の選択ができるので独自のやりようがあるんだと思います。(恐らくDirect Showの)インターフェースを公開して頂けると良いな。

SC512で一番期待していたのがコンポジットやS端子による擬似NTSCの240pキャプチャでした。他のHDキャプチャカードは擬似NTSCに対応してなく、擬似NTSCに対応しているのは安価なSDキャプチャカードになってしまいますが、その殆どがインターリーブでのキャプチャであり、さらに動作タイミングもばらつきがある為遅延の大きい製品しかありません。SC512がコンポジットやS端子でも240pに対応し、このあたりをカバーできる製品になってくれることを期待します。


テーマ : PC周辺機器     ジャンル : コンピュータ
 
 
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