AMV4のサンプル動画を再生するときのDirect Showグラフ
図1.RGBサンプル動画(sample_amv4_rgb32_dr3.avi)を再生する場合の標準的なグラフ(x86)

図2.YUY2サンプル動画(sample_amv4_yuy2_dr3.avi)を再生する場合の標準的なグラフ(x86)

図3.AMV4デコーダーフィルタを使ったYUY2の再生グラフ(参考)

図2では2つ目のAVI Decompressorを使ってYUY2をRGBへ変換していたのが、AMV4デコーダーを使うとYUY2のままレンダラーへ接続できて余計な処理を省ける。
AMV4ビデオコーデック Ver4.02 不具合修正
【更新内容】
(1) 端数がある場合(横サイズが16で割り切れない場合)に画像端が乱れたりバッファオーバーランが起こる不具合を修正
(2) インストールしたユーザー以外で設定の変更ができないのを修正(要アンインストール、設定ファイル削除)
端数に関しては画像サイズの横画素数が16で割り切れない場合で、且つ、画像バッファの先頭アドレスと1ラインのバッファサイズの両方でアライメントが合ってしまう場合に異常が起こります。
アライメントに関してはSSE版が16バイト、AVX版は32バイトです。
例えば1272x720 YUY2の映像をAMV4のSSE版で処理すると画像が乱れて可逆となりません。同じ条件でもAVX版はアライメントが合わないため正常に処理できます。
「端数がある時はアライメントは合わない」と思い込んでいたため、端数があって、且つ、アライメントが合う条件の処理がすっぽり抜けていました。
その他、インストール時にずっとSHIFTキーを押しながら操作すると強制的にエラーを起こしてエラーログを表示するようにしてあります。
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