アマレコVR gQuest Pico Ver1.22 公開 再生速度の変更など
1.更新内容
1) 再生速度変更機能を追加しました
2) ファイルのタイムスタンプを書き換えて揃える機能を追加しました
3) タイムスタンプでソートした場合に年が異なると正しくソートできない不具合を修正しました
4) Pico版の SDKを2.8.3へ更新
2.説明
■再生速度の変更

100が標準です。50なら半分の速度でスロー再生。200なら倍速で再生します。
アマレコVRサーバー側の設定で再生速度をプリセットできます。

再生速度変更は主に、メイン画面とサブ画面の両方で60fpsの動画を再生した場合に、フレームレートが著しく落ちてしまうときに使います。
どちらか一方の再生速度を75%にすることでフレーム落ちを軽減できますので、メインとサブの両方で60fpsの動画を再生する場合に活用してください。
【注意事項】
100以外にすると処理落ちや音ズレを起こす場合があるかもしれませんが、この手の機能はそういうものと割り切ってご利用ください。
■タイムスタンプを揃える

動画ファイルのタイムスタンプを書き換えます。
日にちやタイムスタンプでソートした場合に並びを揃えたい場合に使います。
初めに元となるファイルを選択し、「タイムス揃え」から記憶します。

次に、記憶したファイルと同じタイムスタンプへ書き換えたいファイルを選択します(複数可)。
最後に「タイムス揃え」から「選択したファイルのタイムスタンプを***と同じにする」で選択したファイルのタイムスタンプを書き換えます。

チャンネルをリロードして並びが揃ったか確認してください。
■Pico SDKの更新
Pico版のSDKを2.8.3へ更新しました。
色収差が改善されたと思いますので、Pico版をご利用の方は注視してみてください。

この写真は作為的に色収差を生じさせていますので、実際の見え方とは異なりますが、おおむねこのような改善が確認できると思います。
3.補足
アマレコVRサーバーの通信プロトコルも変更されました。
アマレコVRサーバーVer1.21(通信プロトコル121)の上位互換となりますので、サーバーVer1.22(通信プロトコル122)で古いアマレコVRアプリVer1.21を利用できます。
ただし、アマレコVRアプリVer1.22を利用する場合はサーバーVer1.22(通信プロトコル122)が必要です。
サーバーは上位互換ではありますが、基本的にはサーバー、アプリともに最新版をご利用ください。
4.ダウンロード
・アマレコVR gQuest Ver1.22
Oculus GO、Oculus Quest用
・アマレコVR for Pico Ver1.22
Pico G2 4K用
・アマレコVRサーバー Ver1.22
gQuest、Pico共通
アマレコVR gQuest Pico Ver1.21
1.更新内容
1) 検索ワードリストを実装しました
2) バッテリーの使用率を表示
3) Oculus GOでマウスを使わない場合の初期コントローラーがPicoになっていたのを修正しました
4) パスワードを有効にすると通信エラーになるのを修正しました
5) 再生できない動画ファイルを再生すると停止できなくなるのを修正しました
2.説明
■検索ワードリスト
検索に使うワードを登録したり削除します。
登録したいワードを選択後、「検索メニュー」から「’***’を追加する」でリストへ追加します。

削除する場合は、「削除▽」を選択した後、削除したいワードを選択してください。
ワードリストはサーバー側へ保存されます。

■バッテリー使用率
ファイル画面の右下へバッテリーの使用率を表示します。
バッテリーの使用率は1時間使った場合にどの程度バッテリーが減るかを表示します。

左から「現在のバッテリーの残量」、「バッテリー使用率」、「現在のバッテリー温度」
この場合、1時間使うと34%バッテリーが減ります。
3.補足
アマレコVRサーバーの通信プロトコルも変更されました。
アマレコVRサーバーVer1.20とは互換性がありませんので、サーバー、アプリともにVer1.21以降をご利用ください。
サーバー側の設定ファイルはそのまま使えますので、すでにアマレコVRサーバーVer1.20を使っている場合は「AmaRecVRServer.exe」を上書きしてください。
4.ダウンロード
・アマレコVR gQuest Ver1.21
Oculus GO、Oculus Quest用
・アマレコVR for Pico Ver1.21
Pico G2 4K用
・アマレコVRサーバー Ver1.21
gQuest、Pico共通