アマレコVR Ver2.2.0 ベータ版 公開
内容はオンラインヘルプを用意しましたのでそちらを見てください。
先日公開したPico4版もほぼ同じ内容となっています(未実装部を除く)のでPico4版を使う場合もオンラインヘルプを参照してください。
アマレコVR Ver2.2.0 オンラインヘルプ
初めて利用される方は Ver2.0.0のオンラインヘルプも合わせて見てください。
1.更新内容
【主な更新内容】
・カメラパススルー機能 (Ver2.1.7)
・チャプタ機能
・画像表示機能
・ハンドジェスチャー機能
・マーカー機能強化
・シーク操作の強化
・曲面スクリーン
・アマレコVR Server Ver2.21
2.既存環境からの移行
アマレコVR Server Ver2.00からVer2.13のマーカーファイルやサムネイル画像を引き継ぐ場合は
既存環境からの移行 を参照してください。
3.アマレコVR Ver2.1.8 Pico4版を使っている場合
3.1.Ver2.1.8から更新された内容
【Ver2.1.8から更新された内容】
・画像ファイルを次々表示していると 違う画像が表示されることがあるのを修正
・画質調整画面の「クリア」と「タグ挿入」を修正
3.2.アマレコVR Server Ver2.21
先日公開したPico4版を利用されている方は サーバー側もわずかに更新されています。
【Ver2.20から更新された項目】
・フォルダにグループ番号が表示されてしまうのを修正
・チャプタフォルダに関連するファイルのファイル捜索を修正
・カタログ機能のレイアウトを調整
3.3.サーバーのアップデート
既にアマレコVR Server Ver2.20を使っている場合はAmaRecVRServer.exeとLayout220フォルダを上書きしてください。
Ver2.20とVer2.21の通信プロトコルは同じ(220)ですのでアマレコVRアプリのPico4版とQuest版 両方で使えます。
4.ダウンロード
・ アマレコVR Ver2.2.0 ベータ版
・ アマレコVRサーバー Ver2.21
アマレコVR ver2.1.8 for Pico4 動作確認版
VR動画視聴、カラーパススルー機能など基本的な部分が使えるようになりましたので動作確認版として公開します。
アマレコVRの使い方をマスターされている方が対象となります。
主な未実装
・ハンドジェスチャーはページめくりとUI表示のみ動作します。他はPICO4の仕様との兼ね合いで使えないかもしれません
・ハンドトラッキングは表示のみ(操作は不可)
・音量ボタンへの機能割り当てはできません
・Bluetoothマウスはつかえません
・ランダム再生は未実装です
・VRコントローラーは右のみ最初のネットワーク設定ができるように簡易実装しましたが、基本的にはPCマウスを使ってください
・スタンドアローンモードでは動画の再生以外ほとんどできません アマレコVRサーバーを必ず使って下さい
・サムネイルを使う場合はFFMPEGを必ず導入してください
既知の不具合
・画像ファイルを次々表示していると 違う画像が表示されることがある
・フォルダにグループ番号が表示されてしまう
・初期設定後サムネイルが自動で作成されないことがある(アプリ再起動かリロードで作成されるようになる)
・シークバーへサムネイルを表示すると アマレコVRが落ちやすくなる
・wavファイルを最後まで再生すると雑音が鳴る
インストール
PICO4のファイルマネージャからapkファイルを選択してインストールできます。

アンインストール
PICO4のアマレコVRアプリの横にある・・・からアンインストールできます。
アマレコVR Ver2.0.0 オンラインヘルプ
http://www.amarectv.com/amarecvr2/manual.html
http://www.amarectv.com/amarecvr2/manual/ver220/ver220.html
実行方法
ライブラリの不明アプリからAmaRecVR2を実行できます。

アマレコVRサーバーの運用について
AmaRecVRServer220.zipを解凍してできるフォルダをまるごと使って新規に運用してください。
過去のバージョンから以下の設定ファイルをコピーして設定を引き継げます。
なお、すでに運用しているアマレコVRサーバーへ exeファイルをコピーして運用した場合、元のバージョンへ戻せなくなりますのでお勧めしません。
・AmaRecVRServer.ini(設定ファイル)
・拡張子vrlのファイル(プレイリスト、お気に入りリストなど)
・TagList.txt(タグリスト)
・WordList.txt(ワードリスト)
初期設定
PICO4本体の設定
・ラボにある90Hzリフレッシュモードをonにする
・開発者オプションを有効にする
・開発者オプションからハンドトラッキングを有効にする
サーバー側の設定
・サムネイルを使う場合は必ずFFMPEGを導入してください。
アマレコVRオンラインヘルプ「FFMPEGを導入する」
アプリ側の設定
・ネットワーク設定
・デバイス設定のリフレッシュレートを90Hzにする
・デバイス設定のeyeTextureResolutionScaleを2くらいにしてもいいかもしれない(1.5はほぼディスプレイ解像度と同じなので 一回り大きくする)
リフレッシュレートについて
PICO4の設定のラボにある90HzリフレッシュモードをonにするとアマレコVRの設定で72Hzと90Hzの切り替えができるようになります。

PICO4の90Hzリフレッシュモードがoffの場合はアマレコVRで何を選択しても72Hzでしか動作しません。
大抵の動画は30fpsや60fpsなので90Hzで使うことをお勧めします。

ハンドトラッキング、ハンドジェスチャーについて
PICO4自体のハンドトラッキング機能を有効にてください。
PICO4の設定の「一般」にある「デバイス情報」から「ソフトウェアバージョン」の項目を数回クリックすると、「開発者」メニューが追加されます。
再度クリックしていると「開発者」メニューが削除されます。

開発者メニューからハンドトラッキングをonにします。


アマレコVR上のハンドトラッキング機能とハンドジェスチャー機能は別々の機能です。
どちらか一方だけ使ったり、両方同時に使うことができます。
今回ハンドトラッキング機能はグラフィックの表示のみです。
ハンドジェスチャー機能は画像ファイルを表示している場合にページをめくることができます。
コンソール画面の右下にある画像メニューからハンドジェスチャーをonにしたあと各機能を個別にonにしてください。
最初は確認用のUI表示をonにして、操作に慣れてください。
PICO4のハンドトラッキング機能が正式版でないためか 上手く操作できません。
PICO4のハンドトラッキングの精度がMeta Questと同等までいかないと使い物にならないかもしれません。

カラーパススルー機能
・メインプレイヤーで固定カメラで撮影されたVR動画を再生する
・メイン画面設定の「ポジトラ」をonにする
・メイン画面設定の「スケール」を カメラから被写体までのおおよその距離に設定する(50cmから100cmくらい)
・メイン画面設定の画像処理メニューから「背景透過」を選択する
・メイン画面設定の「パススルー」をonにする

ダウンロード
・ アマレコVR Ver2.1.8 アルファ版 for Pico4
・
・ アマレコVRサーバー Ver2.21
新しいバージョン アマレコVR Ver2.3.1 が公開されています。