SC-500N1/DVI その10 キャプチャ画像比較(動画)
なお、IntensityProとMonsterX-iは擬似NTSCをキャプチャできないので今回出番はありません。
■共通
ゲームソフト:プレイステーション1の雷電プロジェクトから雷電II、縦画面モード
ゲーム機:プレイステーション2
アマレコTV:「オーディオデバイス」を”使わない”にする※1、縦画面モード、録画レート60fps、録画フィルターON
コーデック録画・編集:AMV2MT Y2標準可逆、出力フォーマット「YUY2」をOFF※2、「YUY2をRGBで出力するとき色を補間する」をOFF
コーデック仕上げ:H264(x264)、30fps、詳細はニコニコ動画まとめwikiのとおり
■GV-USB
端子:S端子
アマレコTV:SWデインターレースをレトロモード、「GV-USBで色ずれを補正」をON
■SC500
端子:コンポーネント
アマレコTV:ダブラーをON、「SC500で色ずれを補正」をON、”Type-C”を選択
■SD
端子:コンポーネント
アマレコTV:SWデインターレースをレトロモード
※1 オーディオデバイスを使わないのは、録画時に音声にあわせて画像(フレーム数)が調整されてしまうのを防ぐためです。フレーム数が調整されると複数の動画を並べたときに完璧に一致してくれません。なお、ゲーム機がディスクにアクセスすると毎回読み込み時間が異なるらしくその部分でタイミングがずれます。雷電プロジェクトだと鉄板の様な物で画面が埋め尽くされたときにずれるので、そこはAviUtlでカット編集してタイミングをそろえています。
※2 AviUtlでYUY2の動画を読み込むときに色補間され色が滲むのを防ぐためです。
■動画(ニコニコ動画)
■まとめ
文字(画面上方のスコア表示)や動きの少ないシーンであればSC500のくっきりした画質を動画でも実感できるかと思います。
しかし、動きのあるシーンだとGV-USB、SD USB2CUP4等と比べ動画で差を実感するのは難しいのではないでしょうか。
また、動画のビットレートの影響も受けます。ビットレートが高い(高画質な)動画であればあるほどSC500の画質が際立ってきますが、ビットレートが低い(低画質な)動画だとキャプチャカードによる差は無いと言って良いでしょう。ニコニコ動画(一般会員)や生放送ではビットレートが低いのでキャプチャカードの性能よりもエンコードや動画および動画サイトの仕組みを理解するほうが重要だと思いました。
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