アマレコTV Ver2.30 モノステ(モノラル・ステレオ変換)
なお、接続するケーブルは赤、白どちらでも構いません。

(オーディオケーブルが白しかない、または赤しかないときに使うオプションです。)

モノステをONにするとモノラル状態かステレオ状態かを監視するようになり、モノラル状態が一定時間続くと自動的にモノラル・ステレオ変換が行われます。
ステレオ(両チャネルから音が流れている)状態ではモノステをONにしてもモノラル・ステレオ変換は行われないので常時このオプションをONにしていてもデメリットがないようになっています。
ステレオ状態でヘッドフォンの音を聴きながら片方のチャネルを抜くと、モノステがどのように働くかわかると思います。接続すれば即座にステレオに戻ります。

また、ステータスモニターでも動作状態を確認することができます。

Statusが「1:Enable」となっているときはモノラル状態と判断しモノステ変換が行われています。「0:Disable」のときはステレオ状態と判断し変換されていません。このステータスはリアルタイムで変化します。
L-chとR-chはそれぞれのチャネルのレベルで最大1000%になります。レベルがThreshold以上の場合(上図では3%)を音あり、未満を無音(または端子が接続されていない)と判断するようになっています。
一方が音あり、もう一方のチャネルは無音という状態が一定時間続いた場合に、モノステ変換が有効となる仕組みです(両方無音の場合は判断を保留します)。
USBビデオキャプチャカードの場合は無接続の場合にレベルがほぼ0%となりますが、PC内臓タイプのビデオキャプチャカードでは無接続の場合にノイズがのってしまい0%とならないケースがあります。ノイズが3%を超えてしまうと無音の判断ができないためモノステが働きません。そのような場合はamarectv.iniをメモ帳で開いて”iAudioAutoMonoThresholdPercent”をノイズより大きい数値に書き換えてください。
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