アマレコTV デスクトップキャプチャ機能 簡易ヘルプ 使い方編
1.ライブ機能インストール
デスクトップキャプチャ機能はDirect Showフィルターとして実装されているので、同梱されているlive_setup○○○.exeを実行してライブ機能をインストールして下さい。
2.アマレコTVの設定
ライブ機能をインストールしたらアマレコTVの設定画面でデバイス設定を行います。設定が必要なのはデバイス設定のみなので、ほかの設定は必要ありません。
また、手動で設定することもできますが画面下にある「デスクトップキャプチャモード」ボタンを押せば自動で設定でき簡単です。
WindowsXPの設定例
WindowsXPではパソコンに搭載されているステレオミキサーでPC音を録音します。
オーディオキャプチャデバイスに関する設定は自動で行われないので、パソコンの環境に合わせて設定して下さい。
Windows7の設定例
Windows7ではアマステを使ってPC音を録音します。Windows7ではすべての項目が自動で設定されるので、「デスクトップキャプチャモード」を押すだけです。
ライブ機能がインストールされていなかったり、バージョンが古いと「デスクトップキャプチャモード」ボタンを押した際に次のメッセージが表示されます。
アマステを使う場合に次のメッセージが表示されたらパソコン側の設定が必要です。詳しくはアマレコTVのヘルプのアマステのページを見てください。
3.デスクトップキャプチャ機能の設定
アマレコTV側の設定が終わると、アマレコTVにデスクトップの様子が映ります。また、どの部分をキャプチャしているかを青い枠(取り込み枠と呼びます)で表示します。
ツールバーの「取り込み範囲」ボタンを押すと、取り込み枠の表示/非表示を切り替えることができます。
取り込み枠の端をドラックするとキャプチャ範囲を広げたり、狭めたりできます。内側をドラックすると範囲を移動することができます。また、左上にあるウインドウ指定アイコンを目的のウインドウまでドラックすると簡単に範囲指定できます。詳しくはこちらを見てください。
取り込み枠の上でマウスの右ボタンを押すとメニューが表示されますので、このメニューからデスクトップキャプチャに関する設定を行います。
項目 | 録画中 変更 | 内容 |
キャプチャサイズ | × | 録画範囲をリストの中から選択します。 リストの内容はメモ帳で編集可能です。 |
フレームレート | × | キャプチャ・フレームレートをリストの中から選択します。 リストの内容はメモ帳で編集可能です。 数値が大きいほど滑らかな動画を作ることができますが、その代り高性能なパソコンが必要となります。 基本的にはここで選択したフレームレートで録画されますが、最終的に作成される動画のフレームレートがどうなるかは録画設定との兼ね合いで決まります。 |
キャプモ: デスクトップ・キャプチャ | ○ | キャプチャモードを「デスクトップ・キャプチャ」にします。 最も基本的なキャプチャモードでデスクトップ内の任意の領域を録画します。 デスクトップに写っているものがそのまま録画されます。 Windoes7でデスクトップコンポジション(Aero)が有効な場合は30fpsに制限されます。 キャプチャモードの詳細はこちらを見てください。 |
キャプモ: ウインドウ指定 | ○ | キャプチャモードを「ウインドウ指定」にします。 左上のウインドウ指定アイコンをドラックして選択したウインドウの位置と大きさを元にデスクトップ内の領域を録画します。 録画中にウインドウが移動した場合、自動的に録画範囲も移動するので、選択したウインドウを常に録画することができます。 ただし、ウインドウの大きさが変わった場合は録画中に反映されません。大きさの変更は次回の録画から反映されます。 デスクトップに写っているものがそのまま録画されます。 Windoes7でデスクトップコンポジション(Aero)が有効な場合は30fpsに制限されます。 キャプチャモードの詳細はこちらを見てください。 |
キャプモ: ウインドウ・キャプチャ | ○ | キャプチャモードを「ウインドウ・キャプチャ」にします。 ウインドウ指定と同じように、指定したウインドウの位置と大きさが反映されます。 ウインドウ指定と違う点は指定したウインドウ以外の映像が映りこまないことと、ほかのウインドウに隠れて見えない部分も録画できる点です。 また、デスクトップコンポジション(Aero)が有効でも高フレームレートで録画することができます。 このモードはWindoes7でデスクトップコンポジション(Aero)が有効な場合にのみ選択可能です。 指定したウインドウのみ録画されます。 キャプチャモードの詳細はこちらを見てください。 |
マウスカーソル録画 | ○ | マウスカーソルの画像を動画に合成します。 |
半透明ウインドウ録画 | ○ | 半透明ウインドウ(レイヤードウインドウ)の画像を動画に合成します。 なお、デスクトップコンポジション(Aero)が有効な場合は常に半透明ウインドウが合成されます。 |
タイムスタンプ録画 | ○ | 動画の右上に録画時の日時を挿入します。 |
分割キャプチャ | ○ | ゲーム画面の表示が乱れにくくなります。 デスクトップコンポジション(Aero)が有効な場合、この設定は自動的にOFFとなります。 |
常に手前に表示 | - | 取り込み枠がほかのウインドウの下に隠れないようにします。 |
スナップ | - | 取り込み枠を画面端に移動させたとき、端にぴったり合うようにします。 |
ルーペ | - | 取り込み枠の四隅を拡大表示します。 微調整に使います。 |
色 | - | 取り込み枠の色を変更します。 青だと判りにくい場合に変更して下さい。 |
太さ | - | 取り込み枠の太さを変更します。 小さくて操作し辛い場合に変更して下さい。 |
録画開始 | - | 録画を開始します。 |
スクリーンショット | ○ | 静止画を保存します。 |
SET | × | 録画範囲(大きさ)の変更やフレームレートの変更を反映させます。 録画開始時は自動的に変更された設定が反映されますので、わざわざSETしなくても大丈夫です。 録画前にプレビューで確認したい場合に使ってください。 |
閉じる | ○ | 取り込み枠を非表示にします。 再度表示する場合はアマレコTVのツールバーボタンを押してください。 |
録画範囲(位置)の変更や、キャプチャーモード、マウスカーソル録画など○となっている項目は録画中も設定を変更できます(すぐに反映されます)。
一方、録画範囲(大きさ)の変更、フレームレートの変更はできますが、反映されるのは次回の録画からとなります。
アマレコTVのツールバー部で右ボタンを押すと簡易メニューを表示します。マウスやタイムスタンプのOn/Off程度であれば、こちらの簡易メニューが便利です。
4.録画
範囲指定が終わったらアマレコTVのツールバーにある録画ボタンを押して、いつでも録画することができます。
録画の保存先や録画設定(画質など)はアマレコTVの基本的な使い方と共通ですのでアマレコTVのヘルプを見てください。
【録画時のエラー】
パソコンの性能が低いと、録画開始時に次のメッセージが表示されます。
その場合は、アマレコTVのステータスバーに表示されているキャプチャフレームレートを確認し、
デスクトップキャプチャのフレームレートを適切な値に設定しましょう。この場合は29.97fps付近が適切な値ですので、「29.97」または、「30.00」に設定します。
これはビデオキャプチャカードを使う場合にも当てはまります。キャプチャフレームレートが不安定だったり、設定値とあっていないと様々な誤動作に繋がりますので、カクカクするなどの場合は真っ先にこのキャプチャフレームレートが本来の値になっているか確認することと、設定値とあっているか確認するといいでしょう。
PCスペックが十分で、且つ各設定もあっているにもかかわらずキャプチャフレームレートが安定しない場合は、ビデオ信号やビデオキャプチャカードの問題です。アマレコTVなどのビデオキャプチャソフトでどうにかなるものではありません。
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