アマレコTV Live アマミキ! Ver3.00 先行公開
主な変更点は、デスクトップキャプチャ機能を実装したことと、オーディオレンダラーの可変再生速度の再調整によりプレビュー音がゆがみにくくなったことです。
その他、1fps以下のフレームレートで録画できたり、ネットワークドライブなどに録画する場合もドロップフレームが生じにくくなるなど録画処理も改良されています。
また、アマステがマルチチャンネルに対応したので、4スピーカーや6スピーカー、8スピーカーのPC環境のまま利用可能となりました(録音時はステレオにダウンミックスされる)。96kHz以上で使えない不具合も修正されていますので、オーディオ周りの勝手も向上しています(アマミキ!のほうも同様に向上しています)。
■デスクトップキャプチャ簡易ヘルプ
現在Ver3.00に対応したヘルプがありません。ブログ内の記事を見てください。
■更新内容
【アマレコTV Ver3.00】
(1) デスクトップキャプチャ機能実装。
(2) 録画設定の録画フレームレートの初期値を999fpsに変更。また、0.2fps(5秒に一回画像を記録する)など1fps未満の設定も可能になりました。
(3) 録画保存先にドロップフレームが起こりやすいドライブ(NAS等のネットワークドライブなど)を指定してもドロップし難くなりました。
(4) 1fps以下で動作するビデオキャプチャデバイスに対応しました。
(5) 規定外(29.97とか30fpsなど以外)のフレームレートで動作するビデオキャプチャデバイスを使って録画した場合に、
作成されるビデオファイルのフレームレートができるだけ正確になるようになりました。
【例】 24.99fpsなどの場合、作成されるビデオファイルが24fpsになっていたのを24.990fpsとなるようにしました。
(6) 全般設定に「最小化でトレイに収納」オプションを追加。
(7) 録画設定に「ハーフサイズ」オプションを追加(画像サイズの調整(横16、縦8の倍数)も自動で行われる)。
(8) スクリーンショット設定に「クリップボードにコピー」オプションを追加。
(9) SC500系のビデオキャプチャカードの入力端子を選択できるようになりました。
(10) ホットキーの誤動作対策として、アマレコTV起動時に押されっぱなしのキーがあったら警告を表示するようになりました。
(11) ホットキーに「グローバル フック」オプションを追加。アマレコTV以外のアプリケーションにフォーカスがある場合にもホットキーが使えます。
(12) よく使うホットキーの初期値を変更(録画など、初期値でグローバールフックがONのホットキーは
誤動作防止のためCTRLを押しながら操作するようにしました)。
(13) ステータスモニターのオーディオレンダラー部にマイクロフィードバックによる補正状況を追加。
(14) アマレコTVのプレビュー音が歪みにくくなりました(オーディオレンダラーの可変再生速度による補正を、今までより緩やかに行うようにした)。
(15) アマステがマルチチャンネルに対応しました。(ステレオ以外の場合はステレオにダウンミックスして動作します)
(16) アマステが96kHz以上で使えなかった不具合を修正。
(17) 動画が分割された場合に、グラフが止まる不具合を修正。
【アマミキ! Ver1.05】
(1) アマミキ!の再生音がゆがみにくくなりました(オーディオレンダラーの可変再生速度による補正を、今までより緩やかに行うようにした)。
(2) オーディオレンダラーの反応時間と補正状況をステータスバーに表示するオプションを追加。
(3) アマミキ!を起動したままOSを終了した場合にボリューム設定なども保存するようになりました。
(4) アマステがマルチチャンネルに対応(ステレオ以外の場合はステレオにダウンミックスします)。
(5) アマステが96kHz以上で使えなかった不具合を修正。
(6) アマミキ!起動時にアマステのボリュームが常に100%になっていた(GUIの設定値が反映されない)のを修正。
■設定が初期化される項目
録画設定 | フレームレートの目安(旧:30、 新:999) |
ホットキー | 全般 |
オーディオレンダラー | 目標反応時間(旧:30、 新:40) 反応時間許容範囲(旧:5、 新:10) |
■アマレコTVの細かい(微妙な)変更点
(1) ホットキー押しっぱなしでスクリーンショットを撮った場合、ファイル名が連番になるように変更しました。
旧:時間が同じなら連番、時間が違ったら連番が途切れる。
新:ホットキーが押しっぱなしの場合、時間が違っても連番となります。
(2) 動画ファイルと静止画ファイルに付加する連番を"[番号]"から"#番号"に変更した。
(3) ほんのちょっとでもアマレコTVのウインドウが画面の外にはみ出していると、次回起動時にウインドウの位置が初期化されてしまうのを、
ほんのちょっとは許容するように変更しました。大きくはみ出していたら位置を初期化します。
(4) アマレコTV起動時に「Syntax error "auto_deint.ini" in 15 lines. 」等のエラーが出ないようになったかもしれません。
もともと私のところではエラーが出ないので改善されるかどうか不明です。
■ダウンロード
ダウンロード
- 関連記事
-
- 【おしらせ】AnyWare+での購入手続きを自動化しました
- ホームページ移転(アドレス変更)
- ツイッター
- アマレコTV Ver2.30 リプレイ用のバッファに付いて
- マイコンソフトSC512N1-L/DVIとVideoKeeper2を使ってみました
- アマレコTV FAQ NLEを併用するとフレームレートがガタ落ちする
- アマレコTV デスクトップキャプチャモードについて
- アマレコTV Live アマミキ! Ver3.00 先行公開
- アマレコTV Live アマミキ! Ver3.00c 公開
- マイコンソフトXCapture-1用新ドライバを試してみました
- マイコンソフト SC500用新ドライバ(α版)
- AVX2対応デコーダーはなぜ3倍も高速化できたのか
- AMV4は動画エンコード支援機能QSVを凌ぐ超低負荷
- 2月公開予定 アマレコTV 4シリーズ
- Windows10のWMPでAVIファイルが再生できない
trackback
コメントの投稿