アマレコTV 4 Intensity Pro 4K RGBキャプチャ対応
アマレコTV 4はIntensity Pro 4KのRGBキャプチャにも対応するので、YUVだけでなくRGBによる録画やプレビューが可能となります。

Intensity Pro 4Kではビデオソースフィルタ(アマレコTVで言うところのキャプチャデバイス)が2つ登録されて、使えるカラーフォーマットが多少異なります。
・Blackmagic WDM Capture YUV10bit YUV8bit RGB10bit RGB8bit
・Decklink Video/Audio capture YUV10bit YUV8bit RGB10bit
Blackmagic WDM Capture

Blackmagic WDM Captureの場合RGB32(RGB 8bit)またはR210(RGB 10bit)でキャプチャできます。ここではRGB32(RGB 8bit)の場合を説明します。
R210については後に紹介するDecklink Video Captureと(アマレコTV的には)同じです。
なお、YUV系に関しては現行のアマレコTVと同じですのでこの記事では省略します。

具体的な動作としてはアルファチャネル付のARGB(内容はRGB32と同じ)としてアマレコTVのカスタムフィルタに渡されるので、サブタイプをRGB32へ書き換えることで対応しました。
フレームデータの内容はおそらく同じなのでヘッダ情報だけ書き換えます。余計な変換処理はアマレコTVの方では行っていません。
Decklink Video/Audio capture

こちらはRGB32(RGB 8bit)が使えません。R210(RGB 10bit)専用となります。
YUV系に関しては現行のアマレコTVと同じですのでこの記事では省略します。

R210(RGB 10bit)をAVI DecompressorがRGB32(RGB 8bit)へ変換して動作します。
従って、プレビューに表示される内容も、録画もRGB 8bitのクオリティとなります。
どっち使ったらいいの?
Decklink Video/Audio captureの方は確実に10bit-8bit変換が行われるのでビデオ信号が8bitだった場合、この処理が無駄と言えます。
同様のケースでは、Blackmagic WDM Captureを使った方が無駄がなく無難に見えますが、ビデオソースフィルタの内部で変換処理を行っているかもしれないので、結局何とも言えません。
どちらも同じように使えるので、どっちでもいいのかなと思います。
とはいえ、両方について説明したり、両方で動作確認するなどは面倒なので、特に根拠はないけど私が使うのはDecklink Video/Audio captureです。
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