スーパーアマレココ
アマレココはアマレコTVのデスクトップキャプチャとして統合しましたので、もうアマレココを作ることは無いと考えていましたが、アマレコTV4で使ったDesktop Duplication API(Windows8以降でデスクトップ画像を取得するOSの機能)の感触がとてもよかった一方、アマレコTVの仕組みにより、足を引っ張られる場面(Direct Showを使わなければならなかったり、プレビュー機能など)もあり、もっと極まったものを作るべくアマレココ4の制作を開始しました。
なお、既にアマレコTV4がありますので、似たものを作っても不毛なのでアマレココ4は純粋にデスクトップを録画する初心者向けのアプリケーションとし、実況動画の作成で使うオーディオミキサーやプリセット機能など色々やりたい人はアマレコTVと言った棲み分けとなります。
アプリ | 機能 | 性能、その他 |
アマレココ4 | 録画のみ | プレビューや録画中のCPU負荷が小さい 初心者向け |
アマレコTV4 | 多機能 | プレビューや録画中のCPU負荷が大きめ(※) 色々やりたい人向け |


■主な特徴
(1) GPUによるプレビュー処理(CPUやシステムメモリを経由しない)
(2) GPUによるRGB・YUV変換(ビデオメモリからシステムメモリへ画像を転送する負荷を半減)
(3) GPUによるリサイズ(ハーフサイズ専用、ビデオメモリからシステムメモリへ画像を転送する負荷を1/4へ軽減)
(4) 機能は録画、スクリーンショットのみ(オーディオミキサーなし、プリセットなし)
基本的にはビデオメモリとシステムメモリの間で画像データを転送する処理(※)に多くのCPUリソースを食われますので、アマレココ4ではGPUを活用し転送処理を改善することで録画中のCPU負荷を軽減します。
また、プレビュー処理に関しては画像データが既にビデオメモリ上にありますので、CPUやシステムメモリを使った転送処理は行いません。
※ デスクトップキャプチャ処理はビデオメモリ上の画像をシステムメモリへ転送、アマレコTVのプレビュー処理はシステムメモリ上の画像をビデオメモリへ転送して表示
次回は録画中のCPU負荷がどの程度軽減されるか紹介します。
公開は10月を予定しています。
- 関連記事
-
- アマレココVer3.02は今週末公開予定
- アマレココVer3.02公開
- アマレココちょい修正 Ver3.02a
- アマレココVer3.10公開
- アマレココVer3.10a公開
- アマレココ Ver3.10b公開
- プラグイン「AmaRec Audio Capture Ver1.15 専用アマミキ!同梱版」 公開
- スーパーアマレココ
- より滑らか~ くるくるベンチ for DX11
- アマレココ4 その2 CPU負荷
- アマレココ4 その3 使い方(メイン画面)
- アマレココ4 その4 使い方(設定画面)
- アマレココ4 その5 使い方(起動オプションそのた)
- アマレココ4 その6 ストIV ベンチによるキャプチャテスト
- アマレココ4 その7 ベータ版公開
trackback
コメントの投稿
Windows10にて
設定で レイヤーウィンドウを録画する のチェックを外していても
青枠を表示させた状態で録画した場合、青枠が録画される症状が出ている事を確認しました
XP用のソフトであり、Windows10非対応ソフトなのでサポート外扱いと言われればそれまでですが
そういう症状が出ている事を報告しておきます
Re: Windows10にて
> 設定で レイヤーウィンドウを録画する のチェックを外していても
> 青枠を表示させた状態で録画した場合、青枠が録画される症状が出ている事を確認しました
>
> XP用のソフトであり、Windows10非対応ソフトなのでサポート外扱いと言われればそれまでですが
> そういう症状が出ている事を報告しておきます
仰る通りOSによって仕様が変わってきます。
アマレココ4ではその設定自体ありません(レイヤードウインドウを録画するかどうか制御できません)。
No title
Win10にしたところ、使用できなくなってしまったので
こちらのスーパーアマレココを心待ちにしております。