アマレココ4 その5 使い方(起動オプションそのた)

・ウインドウキャプチャはありません。すべてデスクトップキャプチャとなります。
・ルーペ機能は廃止しました。
・録画フレームレートやマウスカーソルの設定は設定画面で行います。取り込み枠は録画範囲に関する設定のみとなります。
・同梱の CaptureSize.ini をメモ帳で編集すれば任意のキャプチャサイズをリストへ登録できます。
2.起動オプション
-rec
アマレココ4が起動してすぐに録画を開始します。また、録画を停止するとアマレココ4は終了します。
録画していないときにアマレココ4によるCPU(GPU)負荷を完全にゼロとしたい場合に次のように使います。
・デスクトップにアマレココ4のショートカットを作って、そのショートカットにOSのホットキーを割り当てる。
・ショートカットのオプションに -rec を付ける。
・ゲーム中など録画したい場面になったらショートカットのホットキーでアマレココ4を起動(と同時に録画が開始されます)。
・録画停止はアマレココ4のホットキー(デフォルトだと Alt+X )で操作します。その後アマレココ4は自動的に終了します。
※ このオプションが指定されている場合は設定画面の内容など殆どの項目で設定値が保存されません(設定の変更はできますが、次回起動時、元に戻る)。
-safe
各デバイスへアクセスする前に設定画面を表示します。
同梱の AmaRecCo4 safe.bat を実行してもセーフモードで起動します。
明らかに使えない項目を選択してしまい、起動と同時にエラー落ちするような場合に使います。
原因の特定が出来ず、改善されない場合は AmaRecCo4.ini を削除して、設定を初期化してください。
3.録音について
録音する場合のサンプリングレートは録音デバイスの設定値(OS側の設定)になります。
チャンネル数が2chを超える場合は2chへダウンミックスして録音します。
ビット深度は16bitのみ対応します。
例 スピーカーの音を録音する場合、スピーカーが96kHzならアマレココ4で作られる動画ファイルも96kHzになります。
4.録画エンジンについて
アマレコTV4の録画エンジンを採用していますので、以下の特徴がそのまま適用されます。また、音ズレ対策についてはアマレココ4に合わせたタイムベースの処理に変更しています。
アマレコTV4ではキャプチャカードから送られてくるタイムスタンプが狂っているのでタイムベースでの処理を採用できませんでしたが、アマレココ4では画像と音声を取得した時刻を完全に把握できるので、音ズレ処理をシンプルにすることができました。
基本的に時刻が正確であれば音ズレすることはありません。起こるとすれば動画の最初から最後まで一定のズレとなります。
これは録音設定の遅延で調整してください。
・書込みエラーの根絶(アマレココで起こっていたか不明だけど)
・録画処理を正常に終了できなかった場合でも再生できる(修復不要)
・ファイルサイズの上限を撤廃
・2kBを超えるセクタサイズへ対応
・無欠損分割 ファイルサイズを指定して分割して録画、AviUtlなどを使ってつなぎ目のない一つの動画に仕上げることが可能
・AviUtl+x264guiなどで再エンコードする際の音声処理に対する高速エンコード支援
・新音ズレ対策 タイムベースの音ズレ処理に変更
アマレコTV 4 新録画エンジン
アマレコTV 4 再エンコード支援の効果
5.そのほか
・RGB・YUV変換はBT.601、リミテッドレンジ、色のサンプリングは左側の画素となります。
・マルチモニターの場合は録画範囲の中心点が属するモニターの映像のみが録画されます。
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