アマレコTV 録画設定

フレームレート
1秒間に何枚の画像を記録するかを設定します。数値が多いほど滑らかな動きの動画ファイルとなります。実際の録画フレームレートはこの値とビデオキャプチャデバイスのフレームレートの2つから次のように算出されます。
録画フレームレート算出方法
ビデオキャプチャデバイスのフレームレートを分周して、
最初に録画設定のフレームレート以下になる値で録画する。
例 録画設定:30fps
ビデオキャプチャデバイス:59.94fps
の場合は59.94を2分周した29.97fpsが実際の録画フレームレートとなります。
このように自動で調整されますので普段は30のままにしておけばいいと思います。
また、常にキャプチャデバイスのフレームレートで録画したい場合は100など大きな設定にすればOKです。ただし録画フレームレートが高すぎると処理が間に合わなくなる場合がありますので、録画中のステータスバーに表示されるドロップフレームなどをチェックし必用であればフレームレートやビデオ圧縮の設定を調整して下さい。
最大ファイルサイズ
一つのビデオファイルの最大サイズを指定します。録画中に最大ファイルサイズを越えると新しいビデオファイルを作成して録画を続けます。通常は最大値の1,500,000MB(約1.5TB)のままにして下さい。編集ソフトの都合などでファイルサイズを小さくする必要がある場合はここで調整して下さい。
バッファサイズ
HDDの書き込みが遅れた場合に書き溜めておくバッファの量を設定します。バッファが多いほど長時間の遅延に対応できますが通常は1秒分程度(約128MB)のバッファがあれば十分です。大きすぎるとエラーとなったり、スワップを引き起こしパフォーマンスが低下します。4GBのメモリを積んでいるパソコンでもバッファとして使える最大は512MB程度です。
タイマー
録画時間を指定して自動で停止します。ベンチマークテストするのに使います。普段使う事は無いでしょう。
録画停止後にフォルダを開く
録画が停止したときにビデオファイルの保存先フォルダが開きます。何処に保存したかわからなくなっちゃう人はONにすると良いでしょう。
レポートファイルを作る
圧縮処理やドロップフレームなどのロギングファイルを作成します。録画処理を極めたい人はレポートファイルを作って分析してみて下さい。
録画開始時のHDD空容量チェック
録画開始時にHDDの空が少ない場合に警告メッセージを表示します。
簡易デインターレース
インターレース画像をプログレッシブ化して録画します。プレビューとは違い片方のフィールドは完全に破棄されるので注意して下さい。録画したファイルを直接動画サイトにアップロードする場合なんかに使います。普段はリアルタイム処理が必要な録画ではデインターレースせずに、後工程の編集で高度なデインターレース処理をした方が綺麗に仕上がります。
"無効"は常にデインターレース化しません。"有効"は常にデインターレース化します。"プレビューの設定に合わせる"はプリセット等のプレビューの設定のカスタムフィルターにてデインターレース化している場合に限り録画でもデインターレース化します。
ビデオ圧縮
録画処理の要の画像圧縮設定です。AMV2MTとAMV3とその他のコーデックから選択できます。パソコンの性能に合わせて高画質なものか高速なものを選んで下さい。コーデックを選んだ後は隣の「設定」ボタンで各コーデックの詳細設定ができます。コーデックの設定に関しては各々の取扱説明書を見てください。
"AMV2MT"は殆どのキャプチャカードで画像をそのまま記録する事ができます。その代わり圧縮効果が低いのでHDDへの負担が大きくなります。
"AMV3"は画質が若干落ちる代わりにCPUやHDDの負担を大きく軽減できるのでパソコンの性能が低い場合にお勧めです。
"コーデック(いろいろ)"では、録画したビデオファイルを直接動画サイトへアップロードする場合にDivXやXvidを使います。
オーディオ圧縮
オーディオデータをMP3形式で圧縮する事ができます。通常は画像データに対しオーディオデータは非常に小さいため録画時にオーディオデータを圧縮するメリットはありません。"Uncompress"のままにして下さい。
録画したビデオファイルを直接動画サイトにアップロードしたい場合にMP3で圧縮すると良いでしょう。
なお利用可能なMP3コーデックは限られています。
利用できたコーデック:LAME MP3 codec v0.9.2-3.98.2
利用できなかったコーデック:WindowsXP標準のMPEG Layer-3 Codec
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